謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

世界最大のアリ

その日、私は祖母に手を引かれながら公園を散歩していました。 記憶の中の自分の目線の高さから、2歳くらいだったんじゃないかと思います。 私の足元を大きなアリが通り過ぎて行きます。 「あらあ、大きなアリねえ。こんなに大きなアリ見た事ないわ」 祖母…

アイソレーションタンク その2 宴

2回目にタンクに入った時のレポートです。 前回のイルカのヴィジョンを聞いて驚いたオーナーさんが、 「何度も入ってようやく少し不思議な体験できる人がほとんどだから、たぶん相当いろんなチャンネルに繋がりやすいんだねえ」 と言って、それなら最初から…

0歳の記憶

まだ聖母マリアのお話を書けていないですが、どうしてキリスト教徒でもないのにキリストやマリアとご縁があるんだろう?とずっと不思議に思っていました。 エネルギー界には宗教の垣根がない、というのは持論ですが、それにしても。 この前、夜にプールへ行…

妖精の丘

小学生の頃の私は、おこづかいを貯めてはハーブの苗を買ってきて、せっせと庭に植えている子供でした。妖精を庭に呼びたかったのです。 その存在を少しも疑っていなかったので妖精の本もいろいろ読みました。 当時の私のハートを鷲掴みにしたのは、きたのじ…

アイソレーションタンク その1 私の消滅

アイソレーションタンクに入った時のことを、思い出して書いてみます。 アイソレーションタンクとは、イルカとのコミュニケーションをまじめに研究したリリー博士という人が開発した五感遮断装置です。 防音タンクに入り横になると、海水成分である硫酸マグ…

あの人達

これはずっと気になっていることなんですけど、誰かに話したりしたことは多分なくて。 こういうブログでもやってない限り誰かにシェアしてみようとは思わなかった、夢のお話です。 似たような体験されてる方がいたら、ぜひ聞かせてほしいなあ。 主に、深い眠…

お返事

ある時、私は悩んでいました。 悩んで頭ばかり使うのって、ただのエネルギーの無駄使いなんですよね。 思考がぐるぐるしてしまうのなら、一緒に体も動かすといいバランスになれます。 昔の文豪や芸術家で自ら命を絶ってしまった人は、もうちょっと筋トレしな…

妖精の見つけかた

座ってボケーっとしていると、妖精が3人座ってるのが見えました。 おそろいの赤いドレスに身を包み、3人とも似たような姿です。 ...って、え!?妖精!? ハッとしてよく見てみると、テーブルの上に置いてあるミニ薔薇の花が3つ咲いているだけでした。私…

天使 その2 ケルビム

高台の公園から、すすき野原を携帯で撮ったら映ったもの。 SNSに載せたら友人に「ケルビムだ!」って言われました。 その時まだ私はケルビムって知らなかったのでピンと来なかったのですが、智天使という位の高い天使だそうです。 智天使 - Wikipedia 似てる…

天使 その1 ラファエル

2〜3年前からぞろ目を毎日たくさん見るようになり、調べてみたら「エンジェルナンバー」という天使のメッセージだと知りました。 知れば知る程おもしろく、エンジェルナンバーを提唱している天使の第一人者、ドリーン・バーチューさんの本を何冊も読みまし…

件(くだん) (怖さ★)

何年も前の出来事です。 その日は確か日曜日で、アンティークの輸入雑貨屋さんへ行ってきた、その夜のことでした。 久しぶりに強い金縛りです。ぎゅうぎゅうに締め付けられているように動けず、息も苦しい。何とかして解こうと手に力を入れた時、突然上から…

おとだま

ある歌のremixがすごく好きでよく聴いてるんですけど、どんな歌詞なんだろうって和訳を見てみたんですね。 そしたらゲイの歌で。 その曲の胸に切々とくる感じと、文面で見た歌詞の雰囲気にギャップを感じてあれーって思ってたんですけど、オフィシャルMVを見…

壁の向こう側

子供がまだまだ私から離れられない3歳くらいの頃、友人の結婚式に私だけ列席したことがありました。 子供は夫に預け、久しぶりの自由時間にドキドキしながら式場へ。 そこは素敵なチャペルで、気持ち良く晴れた空に映える新婦は美しく、新郎さんはかっこいい…

弁天様物語 その3 正体

弁天様に導かれて手に入れたお札、夢の中での体験と学び。 funcyqutton.hatenablog.com funcyqutton.hatenablog.com 不思議な弁天様物語、最後はとある島でのお話です。 その日、そこには友達だけじゃなく、いろいろな人が集まっていました。 奇跡の天文ショ…

弁天様物語 その2 弁天様を全力でぶん殴る

funcyqutton.hatenablog.com 当時いろいろと悩んでいた私のテーマは、「怒り」でした。 腹が立つことが度々あったので、その感情をうまく散らして何とか心穏やかに過ごせないものかと模索していたのです。 写経とヨガの会に参加した時、「怒り」について住職…

弁天様物語 その1 お札

夫の実家の敷地には小さなお社があり、お蛇様と弁天様が祀られています。 弁天様とは、七福神の紅一点、女神様のことです。 以前、そのお社があまりにも古びていたので新しくしてはどうかという話になり、ちょっと大規模に庭も改装して、新しいお社を買いに…

ヤシの実が落ちたら大事件になった話

なんとなく、急に思い出したので書いておこうと思います。 その時、私は中学生でした。毎日の部活に疲れて、ぐうぐう眠っていた夜のことです。 夢の中で、私は「南国のイラスト」の世界にいました。 もう、本当にこんな感じの!(検索して一発目に出てきたイ…

胎内記憶 その4 サイケデリック・トンネル

子供の頃からある「ここではない世界の記憶」に、うまく説明のできないビジョンがあります。 色鮮やかな光や形がどこまでも続いていて、その中をすごい速度で通り抜けていくのです。 10代でテクノやトランスなどを聴き始めた時、これはあのイメージだなと思…

胎内記憶 その3 旅立ちの時

何となく、おなかの中にいた時の情景を覚えています。 そこは薄暗く、たまにピンクの明かりがぼんやりと灯る、静かな場所でした。 薄暗い洞窟の温泉のような、生暖かくて横長の空間。 そう、初めは横長の空間だったのです。 その部屋の中で、私はちょっと退…

壮大な人違い

家族で車に乗っていました。夜のドライブです。 運転は夫、子供は助手席に座り、私は後部座席でぼんやり窓の外を眺めていました。 あれは、なんだろう…? なにか、光る物体が空を不規則に飛んでいるのです。 「ねえ、あれってUFOかなぁ?」 私がそう言うと、…

銀河鉄道の夜

毎年、母の実家に帰省していた小学校時代の夏休み。 母の田舎は山と田畑に囲まれた長閑な場所で、夏休みはいつも2週間くらいそこで過ごしていました。 私は姉や従姉妹たちとプールへ行ったり、トウモロコシ畑でかくれんぼをしたり、畑で採りたてのトマトの…