謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

あの人達

これはずっと気になっていることなんですけど、誰かに話したりしたことは多分なくて。

こういうブログでもやってない限り誰かにシェアしてみようとは思わなかった、夢のお話です。

似たような体験されてる方がいたら、ぜひ聞かせてほしいなあ。

 

主に、深い眠りに落ちる前か、目が覚める直前に体験するんですけど、半覚醒のまどろみの夢の中に、たくさんの人が出てくるんです。

 

友人だったり、ご近所さんだったり、バイト仲間だった人、知り合い。

 

次々知ってる人が出てきて何だか嬉しくなり、その映像をとどめておきたくて誰が出てきたか名前を覚えておこうとする、その時。

 

 

誰の名前もわからないことに気づくのです。

 

 

その、よく知ってる人達は、ひとり残らず現実世界にはいないのです。

そして次の瞬間、もう誰ひとりの顔も思い出すことができません。

 

これまで何度も何度も懐かしい人がたくさん登場しているのに、手の隙間から水がこぼれ落ちて消えてしまうように、いつだってとどめておくことができないのです。

 

その人達はいつも、平和で元気で明るく、昔と何も変わってない、誰も変わってない!と嬉しくなるのに、名前を思い出そうとする度、遠のいて掴めなくなる、その繰り返しを長い間体験しています。

 

 

これは一体なんなのでしょう??

 

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 illustration by funcy-qutton(twinkleサチコ)

ぎりぎり10代の頃の絵だったかも!