謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

森美術館 初日

 

森美術館の初日に関して、何よりも先に書きたいのは六本木ヒルズの駐車場に車を停めた瞬間のこと。

 

3年間ほど仕事の時に必ずつけていたラベンダーアメジストのブレスレットが

 

 

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音もなく、はらりと切れたのです。

 

 

「この子がここまで連れて来てくれたのかもね」と夫に言われて、ああ、本当にそうだったのかも、と思いました。

 

2年くらい前だったか、このブレスレットをちゃんと浄化する暇がないまま、つけたまま出かけたことがあって。

 

そしたらファミマのレジで、沖縄人ぽい男性の店員さんに

 

「あの、それ、ちゃんと浄化した方がいいですよ。月光浴とか水晶クラスターで」

 

って言われたことがあったんですよね😂

 

そんな経歴を持つラベンダーアメジストなので、今回のこともわかるような気がしました。

 

まるで「ここから次のチャプターに入るからね」

 

と言われたような...そんな気持ちになりました。

 

 

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スタートしたての時のショット。この後ここに長蛇の列がw

 

 

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ソーシャルディスタンスを考えて編み出した糸電話セッション。

でもマスクと紙コップで息苦しくて途中で断念しましたw

 

 

 

この日はたまたま夫と予定が合ったので出演したのですが、

 

3.11、東日本大震災が起きた日でした。

 

Chim↑Pom東日本大震災を扱った作品がいくつもあり、震災当時も3日後には防護服を着て福島第一原発から700mの場所で映像作品を作っています。(そちらも『リアルタイム』という作品として展示されています)

 

同じく映像作品で『気合い100連発』というものあって、生々しい津波の跡が残る場所で現地の若者たちと制作された作品だったり。

 

題材にしているだけでなく、福島との繋がりを大切にしているアーティストなので、この日は震災の時刻に現地の町役場から流れる黙祷のアナウンスを中継して、会場で拡声機で流すことが計画されていたということで、たまたま立ち会うことができました。

 

拡声機から森美術館の中に福島のエネルギーが流れ込んできて、ものすごく、ものすごく悲しい気持ちになりました。

 

復興しているところもあるのでしょうが、その傷は何も乾いちゃいないのだと、改めて理解できた気がします。

 

自分の想像なんか及ばないくらいのことなのだ、ということも。

 

 

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この景色の先に福島第一原発があるそうです。こちらも作品です。

 

 

今、各地で火山が噴火していたり、コロナウイルスに戦争に、本当にすごい局面に入ったと感じます。

 

太陽が活動期に入っているから影響が強まっている上に、地軸の変動による磁場の弱まりもあるのではないかと思います。(磁場が弱まると磁力という地球のガードが下がるため、有害な宇宙線の影響も強まります)

 

火山も、戦争も、地球の状態も私たちにはどうすることもできないかもしれません。

 

だけど自分にできる世界平和への貢献は、自分の心を平和にすること。

 

占いに並んでくださる行列を見ていたら、なぜ自分がここへ呼ばれたのかが、わかった気がしました。

 

 

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後ろの街灯は性欲で発電する「エロキテル」という作品と繋がっているもの。

 

 

そうそう、今回初めての場所で対面セッションをしてみて新鮮だったのが、普段のお客様はリピーターの方が多いし、ご新規様もどなたかのご紹介だったりするので、私の評判をある程度知ってて受けてくださってるわけじゃないですか。

 

なんていうか、私が言うのもあれなんですけど「当たる」は大前提に思ってくださってると言いますか。

 

でも、森美術館のお客様たちって私のことを知らないし「占いなんて初めてです」なんて男性も多いので

 

「え!!全部当たってます!!どうして!?」

 

みたいにびっくりされるのがなかなか新鮮でした😆

 

夫の治療もなかなか評判で、皆さん「えー!痛くなくなったー!」と驚かれていました。

 

 

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Chim↑Pomの作品は大批判を呼ぶものもあったり、過激なもの、人によっては嫌悪感を抱くものもあるかと思います。

 

でも私はそういうものが展示される世の中でいいと思っているし、受け取るものが必ずしも「快」である必要もないのではないかと思うんです。

 

必要なのは「揺さぶられること」なのかなと。

 

 

水の波紋は際限なく広がって、何かにぶつかるとまた形を変えて広がっていくものだから

 

その最初の一滴がアートだったなら、ちょっとだけ素敵かもしれない

 

そんなふうに思います。

 

 

 

今日も、いつも、ありがとうございます。

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