内なる家族
身軽になることを選びながら、
自分が自分の「お父さん」と「お母さん」になる。
「男性性と女性性の統合」とか、「内なる結婚」という言葉がピンとくる方はそのまま進んで欲しいのですが
「それって実際どういうこと?」と聞かれることも多いので、私はそのように説明しています。
自分の気持ちや体の声を繊細に拾って聞いてあげるのが「お母さん」
その上で、要望を叶えてあげるのが「お父さん」
「お父さん」と「お母さん」が見つめているのは、世界一かわいい存在である「あなた」です。
普段パートナーや身近な人に言われて嫌なことや、されて嫌なことはありますか?
それらは、実はあなたの内なる「お父さん」や「お母さん」があなたに主張していること。
あなたの体験している世界は、あなたの内側の投影でしかないからです。
例えば、無神経な人にイライラさせられる日々を送っているのなら、それはあなたがあなたに対して無神経だよ、というサイン。
無視される、というのはもっとわかりやすくて、あなたがあなたの声を無視してるから。
尽くしても尽くしても満足してくれないパートナーがいる場合は、あなたが自分に尽くしていないことが原因だったりします。
その場合しっかり自分に尽くせるようになるまで、パートナーの態度は変わらないでしょう。
向き合うべきはあくまでも自分。
「こんなにしてあげてるのにひどい」というドラマに巻き込まれないでください。
お相手はあなたの内側を演じているだけなのです。
さらに関係性が魂の双子同士だったりする場合は、お互いに強烈な演じ合いになるので本当に大変だと思います。
ずっと探しているのにパートナーが見つからない、というケースは、あなたの内側に異性のあなたを見つけ出せていないのかもしれません。
あなたが男性なら「内なるお母さん」を、あなたが女性なら「内なるお父さん」を。
パートナーが欲しい、もしくはパートナーと「こんな関係性に変わりたい」と思うなら、まずは自分が自分の望むことを叶えてあげるしかないのです。
内側に最高の「お父さん」や「お母さん」を生み出すことができれば、その人格とあなたの「関係性」が外側に具現化します。
きちんとあなたがあなたの気持ちを聞いてくれて(お母さん)、あなたがあなたの望むことを叶えてくれる(お父さん)関係性。
この関係性を自分自身と作ることができれば、外側の世界は内側の投影になりますからね、後はもう具現化されるだけなのです。
今、たくさんの方がそこに向き合わされているのですが、いよいよ「自分の虚無は自分でしか埋められない」ということを受け入れる時期なのでしょうね。
この間、久しぶりに友達とセッションし合って、自分の中にかなり根源的な未消化の問題を見つけることができました。
その問題は普通に記憶にある出来事なのですが、そこから自分との分断が起きた自覚はなかったんですよね。
その分断が、私が他人の荷物を持ちやすかった原因へと繋がっていました。
幼少期の境界線にまつわる出来事って、やっぱりその後の人生への影響力がハンパないものですね〜。
だけどそれがなかったら私は3歳くらいでもう天に還ってたかもしれないし、その後も安全に生きられたかはわかりません。
何より、この人生になってないはず。
だから回り道なんてないんですけどね。
それにしても、自分との信頼関係が分断されてしまうと、自己尊重がしにくくなるものなんだなぁ、と今回本当に体感したんですけど
自己尊重 という言葉が、ものすごくバチっと来ましてね。
自己愛 って言葉だと「ハートの領域」というか、ときめくものを自分に与えてあげるとか、いたわってあげるとか、そんなニュアンスなのですが
自己尊重 ってね、許可を与えるか与えないかの世界なのでハートじゃなくて「子宮の領域」だと思うんですね。(もしくは第二チャクラ、丹田など、ハラの領域)
ハートの領域って本当にほぼハートだけの声なので、実は全体を見通せていないこともあるんですよ。
ところが子宮の領域って総合監督というか、デメリットもちゃんと見えてる人格なので
「確かにときめくことだけど、身体には疲れが溜まってるんだよなぁ」とか
「素敵でキュンキュンするのはわかるよ。でも身体の奥底はNO!って言ってるよ」とか
身体主体でかなり冷静に物事を見てるキレキレの賢者なのです。
自分の感覚を信頼できないと、その総合監督の声が届かないから
持たなくていい責任感を背負ったり、嫌なのに断れなかったり、その結果、身体のどこかが痛くなったり、するのです。
自己尊重、していきたいですね❣️
身体のためにも心のためにも、世界平和のためにも。
私も、もっとゆっくり元気になることにしました✨
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