謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

数字で見てみよう

 

 

新型コロナが収束する気配のないこの頃ですが、皆様お元気にしていますか?

 

私は日頃セッションで「問題」に対する「解決方法」をカードで導き出す、ということをしているつもりなのですが、

 

「問題」自体がどうこうなるよりも、大切なのは「その人にとって問題じゃなくなる」こと。

 

「問題」が起きていても、それを「問題」だと感じなくなることなんです。

 

なぜなら、他人や状況を思い通りに変えることはできないから。

 

どうしてそういうことが起きたのか、何を知り何を学ぶべきなのか。さらに、それを通して得たものは何なのか。

 

一連のカラクリが地図のように見えてくると腑に落ちて「すっきりしました」「気持ちが楽になりました」と仰っていただけて、セッションは終了となります。

 

 

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今、収束しないコロナウイルス自体をどうこうすることは難しい状況です。

 

うちにはもう半年以上テレビがないので連日の報道は見ていないのですが、テレビを見てると不安になる方も多いのではないかと思います。

 

ネットやSNSで情報を仕入れている世代はどんどん新しい情報をキャッチして対処できるのは素晴らしいことなのですが、パニックを煽る情報も錯綜しているのが現状です。

 

その「識者」は本当に「識者」か?と思う人がものすごい人数に不安を与えているケースも見かけますよね。

 

また、「いい人」ほど情報を鵜呑みにして大切な人たちに拡散する傾向もあるので、次々来るメールに困っている方も多いでしょう。

 

あらゆることが全く見えてこない、掴みどころのない新型コロナにただただパニックになってしまう今、本当に多角的に物事を見る重要性や情報を精査する慎重さが求められていると感じます。

 

私はスピリチュアルな人間ですが、だからこそ科学的な数値にもすごく興味があって

 

数字で見ると逆に安心できることもあるんですよね。

 

 

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そもそも細菌とウイルスは全く別物で、細菌は細胞膜を持った「生物」であるのに対し

 

ウイルスは「遺伝子情報」だけを持っていて、存在をコーティングする細胞膜を持たないため変容して新しい種類がどんどん出てくるのですが、「新型」というものは2年に一度出現し、100年間で見ると50種類は出現します。

 

その中で10種類くらいは何10万人も亡くなるような物凄いものになります。

 

 

1918年のスペイン風邪で亡くなったのは4000万人と言われているので恐ろしい気持ちになりますが、それは当時の衛生状態も大きく加担しているので、その数字を現在に置き換えて考えるのはまた違うかなぁと言う気もします。

 

では日本で年間、通常の肺炎で何人くらい亡くなってるかと言うと15万人です。

 

インフルエンザにかかる人数は毎年1000万人

 

そのうち死亡するのは年間1万人と言われています。

(この数字は社会的に問題提起されないレベルで毎年起きている事実)

 

一日に6万人以上がインフルエンザにかかると、テレビでようやく「今年も流行ってきましたね〜」と言う感じです。

 

その中で「感染が流行している」とする定義は一日に100万人だそうです。

 

 

なんかおかしくないですか?

 

日本では毎日100人に満たない感染者数なのに、私たちは隣にいる他人がコロナ感染者じゃないか戦々恐々の日々を送っているわけです。

 

(自分が感染しているという認識で手洗いうがい、外出自粛するのは大賛成です)

 

 

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今、「4月1日から東京でロックダウンが起こるから備えて」というメールも回ってきているのですが

  

「感染拡大を防止するために一度首都を封鎖するようです」というのと

 

「東京がロックダウンする!」というのって内情は同じなのに響きが全然違うと思いませんか?

 

後者は情報発信者の不安やパニックが上乗せされているんですね。

 

どこかの議員さんも言ってたけど、馴染みのないカタカナ英語って本当に「未知のことが起きている」「未曾有の事態だ」と感じやすいんです。

 

母国語じゃないものにパニックを煽られているという現実にまず気づくべき。

 

仮に4月1日から実際に東京が"ロックダウン"するとして、食料に困る人やパニック買いに走る人は3.11から何も学んでいない証拠なので今回で学ぶいい機会だと思います。

日本は災害大国だとそろそろ理解して備蓄する習慣をつけてください。

 

 

全ては「恐怖」「不安」「パニック」で悪化します。

 

この世の終わりのような気分って簡単に味わえてしまうんです。

 

実際に終わりかどうかはさておき。

 

 

ちなみに諸外国と比べて検査数の少なさも指摘されていますが、検査数の少なさが感染拡大に一役買っていると感じます。それどころか、医療崩壊もうまいこと防いでいると。

 

医療崩壊している国は、パニックでみんなが病院に押しかけ対応しきれなくなったことと、そこで爆発的に感染が広がった背景があります。

 

そして新型コロナ対策により、今年の日本のインフルエンザ感染者数が例年の10分の1に留まっていることも特筆すべきことかと思います。

 

 

ですが、結局コロナ問題をどう捉えるかって、その人の思想背景が大きく関わっているので、10人いれば10通りの解釈があるんです。

 

保守系の見てる世界と、左翼系の見てる世界は全然違うもの。

 

日本は本当によくやっている!と思う人もいれば、日本の対応はダメすぎる!と思う人もいます。

 

ヨーロッパ信仰が強ければ「海外があんなことになってるんだから日本もやばい」になるし

 

江戸時代から下水を整備していた日本の徹底した衛生観がヨーロッパより進んでると認識していれば「日本が感染爆発していないのはそりゃそうかもね」と思えるわけです。

 

 

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ここでいつものスピリチュアルな世界に戻りますが、私はずっと2020年の春にとんでもないことが起こると感じていたのですが、なぜそれをブログで書いていなかったかというと、恐怖や不安を煽るからです。

 

だから「何かが起こるかも」と書くよりも、何かが起きてもパニックにならずに物事を見られるようなコツや、ネガティブな状況でどうやって光を見出すか、という捉え方をひたすら綴ってきたつもりです。

 

「問題」が起きた時に内側にたくさん不満や不安を抱えていると対処しきれないので、いかにクリアリングしていくかに意識を絞り、体験を交えて書いてきました。

 

うちに来てくださるクライアント様たちや いつもこのブログを読んでくださる方は本当に真摯に自分を見つめてこられた方ばかりなので、おそらく物事が俯瞰できるようになっている今、ある程度「問題」が起きても「問題だけど、問題じゃない」と感じられているのではないかと思います。

 

問題が起きるのは仕方ないのです。

 

起きた時に、どう生きるか。

 

 

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優しい人ほど自分を投げ打って他者の心配に走りがちです。

 

ですが客室乗務員は非常時、まずは自分が酸素マスクをつけてから客室へ向かいます。

 

「自分だけが重要な情報を仕入れてしまったから伝えなくては」と思う時、それは情報発信者の術中にはまって不安に踊らされている状態。

 

なぜ「特別な情報を仕入れた」と感じるのか

 

それはあなたに伝えた情報発信者が自分を「特別な情報に触れられる人間」だと思っているから。

 

大丈夫、あなたがそれを伝えなくても、冷静に生きている人は日々備蓄して丁寧に暮らしています。

 

ちょっと今回は辛口ブログになりましたが、どうか落ち着いて。

 

上記の数字を見て心を鎮めてくださいね。

 

 

愛を込めて。

 

 

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春分の日の高尾山