星座の瞬き数え
三が日が過ぎ、大量に作っておいたお雑煮や筑前煮も食べ終わりました。
そろそろ餅に飽きて、白米が美味しい頃ですね。
2020年最初のらくがきはこんな絵でした。
年末に吉祥寺へ行ったのですが、行きの電車の中でふと顔を上げると目の前に父そっくりな人がいました。
私に背中を向けて向かいのつり革につかまっているその人は、背格好から着ているもの、髪の生え方に肩のフォルム、佇まいまで全てが父そのもの。
ここまで似ていると「今ここに父が降臨しているのだ」と受け入れざるを得ない程。
なぜなら、見えないものは「似たもの」に宿るから。
しかも目的地である吉祥寺は父が育った街。
見守ってくれてるのだと実感しました。
ここまで似てる人を母や姉にどうしても見せたかったので、申し訳ないと思いながら、こっそりその後ろ姿を写真に撮らせていただいたのでした。
翌日は義実家にて、毎年恒例の餅つき。
たくさんの人が参加してくださいました。
つきたてのお餅♡
この日来ていた友人w君に
「さっちゃんのお父さんに似てる人、すごいあちこちで見るよ。笑」
と言われて、私も昨日見たんだよー!なんて話をしながら隠し撮りした後ろ姿を見せたりしていました。
餅つきには私の母も来ていたので、そうだ母にも写真見せなきゃと思い見せてみると...
「そうなのよ、いっぱいいるのよ。よく見かける」
と言われてびっくり。そうなのか!父はあちこちで活動しているのね。
クリスマス頃に母の誕生日会をしたのですが、何かリクエストあるか聞いてみると
「カラオケに行くのはどう?」
という、これまで母の口から出たことがないリクエストが飛び出しました。
父がいなくなって4年、母は自分軸を模索しながら進化している様子。
そしてカラオケ当日、部屋に入るなり一番に歌い出した母の選曲は...
さらに予想を上回るセーラームーン。
「歌詞も雰囲気もいいし、スケールが大きいこと歌ってるから最近好きなのよね」
父のことを想い歌ってると思ったら、面白いやら切ないやら。
でもとにかくカラオケは楽しかったです。
お店からはバースデーパフェのプレゼント
♪星座の瞬き数え 占う恋の行方
だって純情 どうしよう ハートは万華鏡♪
今年の実家の新年会の途中、酔い覚ましに外へ出るとなんだか懐かしい空でした。
瞬間的に「子供の頃に見た空だ!」と思ったのですが...
そういうこと、ないですか?
時は巡り、魂も巡り、何度も同じ空を見ているのかもしれません。
そうして父と母も、またきっと逢えるでしょう。
必ず、どこかで。
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