昨日は素敵なイベントに行ってきました。
着物友達でもあるainaちゃんがsioさんと組んでいる、文学を愛し文学で旅するユニット「幻想時空旅行社」さんの「暗 昏 冥 Cry」クライフォーツアー。
3人くらいで会うことはあっても、こんなに着物友達と集まれたのはコロナ禍に入って以来でした。
私は詩には明るくはないのですが、好きな世界なので是非!とお邪魔してみたら、本当に想像の中で旅するような時間を体験することができました。
ainaちゃんは、今は亡き詩人たちの見ていたものや、詩人たちの関係性を紐解く探偵のようで
朗読をされるsioさんは、毎晩聴きたいなと思うような、時に面白く、胸にスッと入ってくるような語り部さんでした。
これ、私ものすごく褒めているつもりなんですけど、体験型のBSとかEテレみたいな感じで!
すごく素敵な番組構成で詩人特集がされている番組を観ていたら、気づいたらテレビの中に入っていろんな時代や世界を旅してしまっていた、というような感覚でした💫
今回の「暗 昏 冥 Cry」クライフォーツアーは、こんな時代だからこそ堂々とクラクなろう。というテーマもあったのですが、まさかの台風一過の超晴天で、それも面白かったなぁ。笑
換気は勿論、みんなが向かい合わないように構成されたテーブルの配置に、イベントに因んだ4種のスイーツカルテットもめちゃくちゃ美味しくて✨
なんか本当に「イベント」というもの自体が一体どれだけぶりなんだろう?と思うくらい、久しぶりの非日常でした。
中原中也、富永太郎、原民喜、大手拓次の4人の世界に少し触れることができて、
自分が若かりし頃に持っていた、キラリと光る正体不明の何か のことをふと思い出しました。
それは恐らく「未知」とか「孤独」の中で棲息していた何かで、無知で無力が故に煌々と光っていたもの。
詩人たちはことごとく結核で若くして亡くなりました。
不穏とか不安とか、無力さをこれ以上ないくらいに体験していたひとたちだから、だからこそ数々の瑞々しい詩を生み出すことができたのでしょう。
孤独以外に好い藝術を生む境遇はありはしない。
という言葉は中原中也のもの。毎日瞑想をして安心の中に自分を置いている私にとって、それは相反するけど懐かしい自分で、どちらも大切にするべきものだと気がつきました。
まさに、占い師としての自分とアーティストとしての自分の在り方を高円寺のYAKATAで統合しようとしている今、とっても必要なメッセージでした。
1枚目の写真の栞の裏にコラージュできるように、ランダムにパーツが入った小さな封筒も席に置かれていて、私の封筒にはこちらの言葉が入っていました。
サイキックなインスピレーションから目を逸らすなよと言われた気分でした。
掘りて掘りて掘り抜くことでしか見つからないシンボルはありますからね。
気になって買った幻想時空旅行社の本を家に帰ってから読んでみると、さらにイベントの全貌が見えて何重にも楽しませていただきました✨
そして、自分のカメラの写真を見返していたら、おかしなことに気づいたのです。
幻想時空旅行社のやっていることって、文学をアーティスティックに捉えていると同時に、かなりチャネリングにも近いんじゃないかなと思ったんですね。
ご本人たちはそこにスピリチュアリティは持ち込んでいないのですが、文学の枠を超えたものを扱っているし、名前の通り時空を旅行している感覚がチャネリングのようで。
だから、詩人4人のうち誰か降臨するかもね、なんて話していたんですが
お分かりいただけたでしょうか?
花の色が変わっていることを!
1枚目の写真のような濃いピンクのアンスリュームのはずが...白に...??
ainaちゃんに早速報告してみたら、「原民喜さんが来ていたのかもしれません!」と。
「アンスリューム 白」で検索したら夏の花だと出たらしく、原民喜さんは「夏の花」という詩集を出しているからそうかもしれないとのこと。
でも、花が大好きだったのは大手拓次さんだから、その2人が来てくれたのかも?
というかみんなよく考えたら花好きだからみんな来てくれたのかも!ウキウキで寝ます🤣おやすみなさい!
ということで話はまとまりました。笑
不思議で楽しい一日でした🌈
明るくてもいいし、暗くてもいいし、
だけどもし暗いなら、アートを生み出す時間にしてみてください♪
https://instagram.com/tip050421235?utm_medium=copy_link
birthday-cake-twinkle.mystrikingly.com