謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

今だから言えること

 

 

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この間、実家のお墓参りに行ってきました。

 

いつも2ヶ月おきくらいに父の月命日あたりに行くのですが、今回はちょっとお礼を兼ねてのお参りでした。

 

 

寝込んでいる時に、父が夢で鍋を作ってくれたことはnoteに書きました。

 

note.com

 

 

実はその頃、眠るたびに他界した皆さんが次々現れていたんです。

 

一日の間に寝てる時間の方が長いくらいだったのですが、一番初めはアポロと楽しく遊ぶ夢を見ました。

 

父が現れたのはその後で、父の後はもう昔の職場の上司やら、友達やら、親戚やら、とにかく眠るたびに亡くなった皆さんが夢に出るのです。

 

ねえ、これってお迎えに来てるってこと?

 

と思っても、本当に「境目」にいたので全然笑えないから家族にも言えないわけですよ。笑

 

苦しくてそれどころじゃなかったし。

 

だけど夢に現れてたのはあちらの世界の皆さんだけじゃなく、ものすごく鮮やかな大自然の絶景も現れていて、その場所は私が時々夢で行ってる魂の故郷みたいなところなもので...

 

いかん、魂も故郷に帰ろうとしている🙉!

 

という状況だったんですよね〜。今だから笑えるけど。

 

 

でもその中でも、家に上がり込んできたのは父だけだったんですね。

 

父の夢だけは本当にリアルで、私が階段を降りて一階に行ったところで父が玄関から入ってきてすれ違うんです。

 

「あれ?お父さん?何か食べる?」って私が言うと、

 

「いい。俺はとにかく鍋を作るから」と言ってキッチンへ入っていくんですが

 

なんだか私に対してそっけなくて、着ている上質そうな紺色のスーツには議員バッジみたいなピンバッジがついていたり、どこか近寄り難い雰囲気で...。

 

目が覚めた時は、せっかく出てきてくれたのにそっけないから少し寂しいなって思ったのですが、こうして大丈夫になってみて思うのは、きっとお迎えに来てるみんなと一緒に私が行ってしまわないように、父がうまく計らって助けてくれたんだなということ。

 

あの父の雰囲気から察するに、少し無理して来てくれたのかな、とか

 

ああ見えて父も内心ヒヤヒヤしてたんだろうな、とか

 

私を助けたりして父は大丈夫だったのかな、とか

 

そんな想いが湧いたので、いつもよりしっかり手を合わせて、仏花も多めに生けてきました。

 

 

助けに来てくれてありがとう。

いつも見守っててくれてありがとう。

お父さんもそっちで頑張ってね。

 

 

そんな気持ちを込めて。

 

 

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