謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

再誕生

 

再び誕生すること。

 

今日のあなたと同じあなたは、どこにも存在しない。

 

 

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少し前に夫の治療を受けていた時、右の肩甲骨あたりを触りながら、

 

「なんだこれ?う〜ん、そういうことか、、」

 

なんて言っているので「何?」と聞くと「まあ後で話すよ」と言われました。

 

その時私に見えていたビジョンは、なんだか丸々と太ったナメクジのような、プニプニした存在。

 

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この子が倉庫のような暗い部屋にいるんですけど、急に窓から少しだけ光が差したのです。

 

ハッと顔を上げるプニ子。私はプニ子の気持ちになっていました。

 

「怖い。もう逃げられない」

 

プニ子にとってその光は、居場所がバレた合図でした。

 

 

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プニ子はその一生に想いを馳せます。

 

ずっとここで静かに暮らしてきたけど、決して悪い人生じゃなかった。

 

それなりに楽しかったし、それなりに悲しいこともあった。

 

だけど今日。

 

私は消える。

 

 

 

少しの悲しみの中、痛みを伴わずプニ子は消えました。

 

「ねえ、なんか誰か消えちゃった」

 

と夫に言うと、「うん。今消えたね」と言いました。
 

治療後 あれはなんだったのかと聞くと、ちょっと衝撃の答えが。

 

 

「あれは多重人格のさっちゃん」

 

多重人格?!

 

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プニ子は、赤ちゃんの時にあせもが辛くて毎晩泣いていた時に、耐えられなくて生み出された人格だったそうです。

 

私の両親は一生懸命あやしたり、おんぶして近所を歩いたりしたけどダメで大変だったと以前言っていました。

 

結局エアコンを買って解決したらしいのですが、夜になると痒くなることに恐怖を覚え、夜そのものが怖くなってしまったと。

 

夜の恐怖から逃れるために誕生したプニ子は、もうお役目を終えたということだったのですね。

 

心から感謝を伝え、さよならしました。

 

 

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自分の中で「何か」や「誰か」がこうして死ぬ時、本当に少し死の感覚が起きます。

 

そうして新しい私へと再誕生しているのです。

 

 

 

こんなこと書いたら怖がらせてしまうかもしれないですが、怖くないお話なので最後まで読んでくださいね笑。

 

 

何度もタロットリーディングを受けてくださってる方で、セッション中に度々終活のような波動を感じる方がいました。

 

この方は人生の総決算に入っているようだぞ、と。

 

セッションを重ねる毎にその気配は濃くなっていったのですが、全然悲しみとか不安のような感覚はなく、むしろ祝福すべき新たなる門出だと感じたのです。

 

 

funcyqutton.hatenablog.com

 

 

その後、その方はどうなったかというと、突然絵を描く人に変貌してしまいました。

 

瑞々しい絵を描くその方からはもう、死の予感はしません。

 

死んだのは、大きなカルマを抱えた古い彼女でした。

 

これからはもう、楽しく豊かに暮らせばいいようです。

 

もう大丈夫そうだったのでご本人に「実はちょっと死の予感がしていたんですよ笑」と言うと、「わかる!私も感じてたの笑」と。

 

もう大丈夫なのも、感じてると仰っていました。

 

 

最近、このようなパターンの方を何人も見ています。

 

きっかけはそれぞれですが、何かで「厄落とし」をしたり「長年の課題をクリア」したり。

 

その結果、急に絵を描き始めたり、何かを作り始めたりしているんです。

 

どの方も、初めて描いた(作った)のに、あっという間にできてしまう上、作品のクオリティーが高いということも共通しています。 

 

エネルギーの通りが良くなったので、宇宙に作らされているような感じ。

 

努力したり、頑張って作っているわけじゃないので、いくらでも作れてしまうんでしょうね。

 

 

私の作品もそういう状態で描けたものと、頑張って描いたものwとあります笑。

 

一番「無」のまま一瞬で作ったのはニット作品「鳥dollレナ」かな。

 

 

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ちなみに私はプニ子が消えてから、らくがき漫画を描くようになりました。

 

これもひとつの再誕生ですね。

 

 

 

死は終わりではなく、誕生とセットで繰り返されているもの。

 

何かが過ぎ去ったら、新しいものがやってくるのです。

 

そして2018年までに失ったものは、失うことや卒業することが課題でした。

 

手放すこと、終わりにすることで学びましたが、空いたスペースには今あなたが納得するものが収まっていませんか?

 

よく頑張りました。よく持ちこたえました。

 

もしくは手放しの学びを経て、本当に必要なものなら2019年から再会や再誕生が始まっていくでしょう。

 

 

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楽しみながら、自分にやさしく過ごしていきたいですね。

 

今日もありがとうございました。

 

たくさんの楽しいことが降り注ぎますように。