謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

夏至物語

 

6月8日  

 

私は龍の絵を描いていた。

部屋を清め、きちんと龍をお招きしての制作。

 

黒で線画を描いていた時に、途中で何かおかしいと思って手に握っている絵の具をよく見ると、黒ではなくセピアだった。

 

「陰影に深みや味わいを出すならこちらの方が良い」

 

ご先祖様が教えてくれた。

 

 

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集中して描くこと4時間

 

床に置いた板に描きながら、何度姿勢を戻してもすぐに這いつくばってしまうことに気がついた。

 

這いつくばるだけではなく、どうしても足はガニ股になってしまう。

 

この形はそうか、私はすっかり龍と成ってしまったようだ。

 

 

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夏至のゲート。凄まじいバイブレーションは、龍のエネルギーだった。

 

大地を揺らし、雲を駆け抜け、巨大なイニシエーションを置いて行った。

 

 

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6月9日

 

龍の絵を通して、何やら現実が動き始めた。

 

動き始めたmy revolutionは明日を掴めるのだろうか。

 

 

6月某日

 

体内から背骨を通り登頂を突き抜け、白龍が飛び出して行く体験をした。

 

クンダリーニって蛇じゃなかったのかと思いながら、昇り竜ってこういうことかと納得。

 

 

6月21日 夏至

 

 

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6月23日

 

夢の中で女の子を出産した。妊娠してることすら誰にも言ってないのにもう産まれちゃったよ、と困惑。あ、もちろん夢の中だけのお話です。妊娠してません。

 

その赤ちゃんは息子にそっくりで、ものすごくリアルな授乳体験を久しぶりにした。

可愛かった。

 

 

6月24日

 

昼頃、弓道場の大掃除から帰宅してから強烈な眠気に襲われ、数時間こんこんと眠り続けた。あんなに強烈な眠気は、夏至好転反応に違いない。

 

強烈な光ゆえに、濃い影があぶり出されていく。

 

 

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6月26日

 

夢の中で、見知らぬ小さな女の子に着物を着せていた。

 

場所は三階建てのビルで、中二階があるようなところ。一階が地下みたいになっていて、入口は二階にあり、大通りに面した明るいエントランスだった。

 

私は誰かに案内され、一階でその小さな女の子に慌てて着物を着せてあげていた。

もうすぐ追っ手が大人数来てしまうから、早く。

上の階から、どやどや人の声が聞こえてきた。

早く着せて、匿わないと!

 

目が醒めると、なんだか胸の辺りに想いが残っていた。

 

 

 

午後、うとうと昼寝をしていたら、私はまた同じ建物にいた。

 

 

 

誰かに案内され、また同じ小さな女の子に慌てて着物を着せている。

顔はわからない。

 

無事に着せ終わり、早く逃げようとその子の手を引いて階段を上ると、二階の入口前にはもう大人数の人たちが到着してしまっていた。

 

私は女の子の手を引きながら三階へ逃げた。

もう大丈夫。

 

三階は物置のようになっていて、なんだか懐かしいものがたくさん置いてあった。

 

 

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6月28日

 

朝、とんでもないショックを受けた。普通そんなこと起きるわけがないようなこと。

 

多分同じ体験した人を探すのは難しいくらいトリッキーでとんでもないショック。

 

チャクラやエネルギーが傷ついたのがわかったけど、受け止めるしかないので一日仕事を頑張った。

 

夜になってもまだショックが癒えず、夕飯のめかぶを食べていた時に、ものすごく惨めな気持ちになって悲しくなった。

 

その時、20歳の頃に描いた「自画像」の私が頭の中に現れた。

 

当時はインナーチャイルドなんて言葉知らなかったけど、自分の中にいる

 

「惨めでけなげで醜い、いじらしい子供」

 

 

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この子の名前は「しましま」

 

このインナーチャイルドステージはもうとっくに乗り越えて終わっていたはずなのに、朝のショックで再び感情は生々しく現れてしまった。

辛すぎる。

 

 

聖母マリアや天使にサポートをお願いした。

家族には「母ちゃんは今日はもうおしまいです。自分のことは自分でお願いします」と言い、布団へ潜る。

 

壮絶な闇から抜けるには、見えない存在にサポートをお願いして、感じ尽くす。

 

自分の内側を旅していくしかないのだ。

 

 

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「しましま」からは、幾人もの惨めな自分が出てきた。

 

それぞれ、当時の時空へ行って自分を見つけたら、抱きしめる。

 

惨めで悲しいね。でも大丈夫だよ。抱きしめる。

 

 

すると、初めて「本丸」が現れた。

 

しましまから出てきた「本丸」。

しましまが着ぐるみだったなんて、初めて知ったけど。

 

 

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その子はいつも気づいてもらうのを待っていたかのように、おどけて見せた。

 

七五三の3歳の私だった。

 

そうだ、着物を着てお化粧してもらって、喜んで鏡を見たらそこにはブスが映っていたんだ。今考えると当時のヘアメイク技術だから、おかしいのは仕方なかったかもしれない。

だけど、悲しかった。

自分の醜さを思い知った、強烈な体験だった。

 

 

私はその子を抱きしめてみて驚いた。

 

なんて柔らかくて可愛いんだろう!!!

 

 

くすぐったそうに笑うその子は、ひょいっと私の腕をすり抜けると、踊っておどけて見せた。息子にそっくり。笑

 

この女の子に、最近会った気がした。

 

あ!夢の中で産んだ子はこの子だったんだ!

 

 

 

あ!!着物を着せてあげた子も、この子だったのか!!!

 

 

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私が最後まで頑なに追いやって無視し続けていた女の子は、柔らかくてふわふわしていて、面白くてまん丸な顔の、ちょっとおブスで可愛い子でした。

 

 

その子がどこに居たかと言うと、懐かしい祖母の部屋。

 

ピカピカな木の机、古い鏡台、お仏壇に襖の柄。今はもうこの世にない部屋。

 

そこは本当に日当たりがよく、レースのカーテンが風になびき、縁側からは満開のシュウカイドウが見えた。

 

日の当たる畳の上で、笑い転げる3歳の女の子。

 

部屋の中にはとても安らげるエネルギーが満ちていた。

 

ずっとこの部屋でひとり遊んでいる女の子を守るように、祖母の愛が満ち満ちていた。

 

 

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無条件の愛に、心からありがとう。

 

 

 

七五三の私を愛しいと思い大好きになってみたら、その子からエネルギーが溢れ始めた。

 

私は、私の中の神様を見つけたのかもしれない。

 

しばらくこの子といろんなところへ旅をしようと思います。

 

 

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長い間 内観したりデトックスしたりしてきたので、もうそんなに詰まってないだろうな〜と思っていたところに、 根本的にはまったく何も解決してなかったことを思い知る体験でした。

 

ちょっと色々と価値観がひっくり返ったので、今後の生き方が変わっていきそうな予感。

 

ショックだった体験は、必要不可欠なイニシエーションでしたね。

 

そういえば今月のtwinkle12星座占い、牡羊座のとこにそんなん書いてあった〜〜!

 

 

牡羊座

 

謎を解く 謎を知る イニシエーション

 

大きなイニシエーションを経て神秘のパワーが呼び起こされ、パワフルになっていく。

もうすでに始まってる人もいるかもしれません。

謎を読み解くには「直感」を。

神秘の領域は、夢の中や静寂の中で開かれていきます。

理解できない人の前では黙っておきましょう。

 

 

funcyqutton.hatenablog.com

 

 

夏至半端ない!書きたいことまだまだあるけど今日はここで。

 

いつも長々読んで下さり感謝です。

 

明日もいい日になりますように。