スピリチュアルを仕事にする方法②
私はタロットの「ペンタクルの8」というカードがわりと好きなんですが、カードの意味することは
「人より進むのは遅いかもしれないけど、時間をかければかけるだけ真に迫ったものを作り上げることができる」
周りの人は簡単に先に進んでいくように見えるかもしれないけど、真面目に積み重ねていけば最終的には誰よりも質の高い「本物」になる、というメッセージです。
どんなジャンルでも、時間を費やすことや積み重ねていくことを軽視している方は、短期間でわかりやすい結果が出ないことに対して苦しみやすい傾向があるでしょう。
多次元的に見ると、そういう方はこの先の次元で自分が成功してることを知ってるからこそ、目の前の現実がもどかしいのかもしれません。
真摯に努力し、たくさん時間をかけて積み重ねていくことの価値が理解できれば、きっと想像を超えて達成してる未来が待っているのだと思います✨
「成功してる自分」から「今の自分」を逆算すると何が足りないかは見えてくると思いますが
物事って多次元的に絡み合ってるので、そんなに単純でもないんですよね。
「今・あなたの目の前にあること」が達成したいことと直接関係なくても、そこから取り組むのが近道なこともあるからです。
スピリチュアルな仕事をしたいと思う動機が「自分の魂の力で誰かの役に立ちたい」という思いの方も多いと思います。
✴︎人を癒したい、救いたい。
✴︎その人をありのままの姿で生きられるようにしてあげたい。
✴︎魂を目覚めさせてあげたい。
これらのお気持ちは素晴らしいことなのですが、ここでいくつかの落とし穴があります。
落とし穴①お客様の結果をコントロールしようとしている
相手に良くなって欲しいという想いは誰しも共通してるのですが、「私が」それをやってあげたい、という部分にまずエゴがあります。
宇宙は謙虚さを重視するので、エゴが強いとスムーズな展開は起きにくいかもしれません。
「私が」という気持ちは、宇宙の流れも、お客様のポテンシャルも信頼せずに力んでいる状態ですが、なぜエゴが強くなってしまうのかと言うと、それはやはりあなたの中に癒されてない部分があるからです。
誰かを本当に癒したい、役に立ちたいと願うなら、お客様をあなたの存在価値を証明するためのツールにしてはいけません。
そして、その人が良くなることに過剰な重心をかける必要もありません。
自分を癒せば癒すほど、スムーズな展開が起こりやすくなるでしょう。
私もあなたも、あなたのお客様も、みんな然るべきタイミングで目覚め、気づき、変容します。
それを力技でやろうとしなくても、そのことを敢えて謳わなくても、
あなた自身が自分を愛し、癒しながら変容し続ける限り、そのままのあなたで人を癒し、目覚めのきっかけを与えることだってできるでしょう。
とにかく、癒しとか目覚めって本人だけでなく周囲の人の「学びの進み具合」も関係してる場合もあるし、時期的なこと、宇宙とのタイミング、私たちの理解の及ばない範疇の影響もあって動くことなので
「私が」の馬力だけではどうにもならないということを理解できれば、無駄に凹んだり自己価値観を落とさずに済みますよ🌱
落とし穴②言葉通りの修行が始まる
✴︎人を癒したい、救いたい。
✴︎その人をありのままの姿で生きられるようにしてあげたい。
✴︎魂を目覚めさせてあげたい。
あなたがこれらを達成できるポテンシャルがある場合、「本当の意味でそれができる器になるためのレッスン」が開幕します。
ある意味、宇宙から見込まれた!ということなので喜んでいただきたいのですが、ただその修行はかなり大変になる可能性は高いです。
志が高いことは素晴らしいのですが、掲げたものが壮大であればあるほど、また、あなたに見込みがあればあるほど修行のレベルも壮絶..いえ、壮大になるでしょう。
人間関係の強制整理、謎の体調不良、もしかすると家族の大病や最悪の事態も起こり得ます。
あなたが心からそれを望んでいるのなら構わないのですが、平たく言えば
「もっとライトな目的意識でもいいのではないですか?」💁🏻♀️
そう、例えば「落ち込んでた人が笑えるようになるセッション」とか。どうでしょう?ちょっと軽くなりませんか?
もしかしたら最初の設定が重たすぎるが故に、宇宙はあなたのためを思ってお客様を寄越さないでくださったり、うまく進まないようにしてくれてるのかもしれません。
落とし穴③一番大事なお客様
①と少し重複しますが、一番大事なお客様は誰のことかわかりますよね?
そう、あなた自身です。
すぐにお仕事にしたいお気持ちはよくよくわかりますが、一番大事なお客様をしっかり時間をかけておもてなししてからじゃないと商売として動き出しにくいところもあります。
まずは自分にしっかりセッションしてあげて、研究と理解を深めていくと「ペンタクルの8」のように素晴らしいオリジナルメソッドが出来ていくものなんです。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
というのは野村監督の名言です。なぜ勝ったのかわからない勝ちはあるけど、なぜ負けたのかわからない負けはない、という意味ですね。
スピリチュアルの世界もそうだと思うんです。
集客に不思議の集客あり、と言いますか。
いいものは、自然と広がるように出来ているのです。
私は今タロット占い師になって6年目なのですが、最低でもあと4年は積み重ねないと人に教えることはできないと思っているんですね。
10年やってみて、それでも人に教えるにはまだまだだなと思ったらまた先になると思うのですが
やっぱりどんな世界も、向き合えば向き合うほど果てしない想いを抱きますよね。
理解や経験が進むと初めて「こんなにも奥行きがあったのか」と知ることができたり
今更ながら基本の意味深さを理解することができたり。
向き合うと終わりがなくて面白いですよね。
私にはまだ知らないことがきっとたくさんあると思うのですが、多分、今はまだ「そのことを知らない」ということすら知らないのだと思います。
「道」とは、学び、試し、自分で考え、謙虚さを取り戻す...その繰り返しなのかもしれませんね。
今日もありがとうございました。
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