「お試し」のお話
この間「人格統合」の治療を受けた時、いざ施術に入る直前に夫が
「統合しちゃうんだね。さよーならー」
って言ったのがすごく印象的だったんですね。なんかその「さよーならー」に遠く離れていくような響きを感じたのですが、
統合した次の日に夫の事業が大きく変化する流れが突然ドカンと入ってきて、夫は4月から猛烈に忙しくなることに。
家にいない日が増えたり、新たに事務所を一店舗増やしたり、割と怒涛の変化なんですよね。
4月から息子も遠くの中学に通うため早朝から夜まで不在になるので
家で働く私は ポツーーーン ですよ笑
半ば強制的に作品制作や仕事に集中できる環境が整えられているような、そんな感じではあります。
これから何をやっていくかは相変わらずまだまだ全貌は見えてこないのですが、4月からの環境がさみしくも楽しそうな予感に満ちているところです。
夫の仕事がドドッと入ってきたのも、私の「統合待ち」だったのかな。
まさにバタフライ・エフェクト。私の人格を統合したら夫の仕事に大変革が起きた。
そうそう、タイトルの「お試し」のお話!
先日少し触れた、私にやってきた「お試し」についてです。
海外での展覧会は来月のチェコと夏のロンドンで区切りをつけて、これから自分の創造力と向き合って「何か」を作っていくのだと決意を決めた後に、いつもお世話になっている会社からまた展覧会のお誘いをいただいたんです。
場所はフランス
会場となるのはレオナルド・ダ・ヴィンチが暮らした最期の地「クロ・リュセ城」
ここで、レオナルド・ダ・ヴィンチとのコラボ展をやります!
ダヴィンチの弟子の作品と一緒に展示されます!
別会場でダヴィンチ展も同時に開催するんですよ!というお話だったのです。
ご連絡くださった担当の方のトークもすごくて、かなり持って行かれました。
オードリー若林が出会ったディーラー「ナガイ」並みのトークと言って伝わるのか不明だけど、本当にすごい方でw 一応youtube置いておきますw
そんなこんなで「これはやる流れだな」と気持ちが傾き申し込もうとしたところ、夫に一刀両断されて我に返ったという流れです。笑
もうどんな展覧会を提示されてもやる気はなかったのに、ここでダヴィンチが出てくるとは...
宇宙ハンパない。
そしてお断りした後にこの件に関してダヴィンチ先生の意向をお伺いしたくてダヴィンチ・タロットで調べてみたところ
「断念して整理すべき時。実行しても思うような結果は出ないだろう。次の段階に向かうべき。
夢を追いかけることは大切だけど、地に足をつけておくことを忘れないように。
ひたすら地道に歩むことが王道。
意外な分野で新たな可能性が芽生えるから、今の不満はクリエイティブなことに変えてゆけ。
...そもそも、これまでの投資は利益を生んでるか?確かめてみろ。」
ここでも一刀両断わろたですよ。
そう、ダヴィンチ先生はああいう形(コラボ展)をギフトとする方ではないんです。
高潔で本質的なお方なので「もっと真っ当に高みを目指せ」と言われた気持ちになりました。
やっぱり「お試し」は巧妙に隙を突いてくるので、即答でお断りすることができなかったです。
まだまだ修行が足りませんね〜。お恥ずかしや。
そんな「お試し」のお話でした。
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