謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

ゲートキーパー

 

 

セッション中に、かつて思いきり傷つけられたお相手が浮上してくることがあります。

 

それは幼少期の親戚の一言だったり、小学校の担任だったりするのですが、とにかくそこで深く傷ついた結果、天真爛漫な「本質ちゃん」が奥へと引っ込んでしまうような案件。

 

今考えると、方向転換を余儀なくされた出来事です。

 

私にも思い当たる出来事がひとつあるのですが、確か小学校の低学年の時...

 

 

どんな事情だったか思い出せないのですが、その日の朝、母も祖母も不在で私は人生で初めて味噌汁を作ったんです。

 

姉は料理ができるのに、なぜその時私が作ったのかわかりませんが、ものすごい責任感にドキドキしながらひとりで作ったのです。

 

スーツ姿で慌ただしく二階から降りてきた父は忙しそうに朝食を食べ始めたのですが、その味噌汁を食べて一言、

 

「うわっなんだよこれ、薄すぎて飲めないじゃねーか」

 

と言って慌てて自分で味噌をお椀に追加して溶いて、かっこんで出勤して行ったんです。

 

優しい父だったので、きっと私が作ったとは思いもよらなかったんだと思うんですね。

 

多分母が作り置きしたと思い込んで食べたから、あまりの薄さに「はあ?!」と思ったのでしょう。笑

 

そこでガラスのハートがカシャンと割れた私は「もう絶対に料理なんてしない」と固く固く心に誓い、結局結婚するまでろくに料理しないで生きてきました。(なんとかなるもんですねw)

 

 

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ところが、いざ料理を作り始めてみたら楽しいんですよね!

 

いろいろなものを作れるようになるのも面白くて、毎日楽しく過ごしていたのですが、ある時気づいたんです。

 

 

あの時の味噌汁を父が絶賛していたら

 

味の薄さを優しく指摘して教えてくれたり、感謝してくれていたら

 

私は絶対料理の道に進んだはず。

 

 

「作る」ことが満たされるし職業にもなるので、絵を描く人にはならなかった。

 

編み物や占いもしなかったかもしれないし、あらゆる人生が全くの別物になっていたと、そう気づいたのです。

 

 

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だから、生まれて初めてひとりで作った料理を、大好きな父から一刀両断されなくてはならなかったのです。

 

 

人生の中で、そういう人や出来事を「ゲートキーパー」だと思います。

 

門番のように、強烈な一撃をもって軌道修正してくれる人。

 

 

だから、トラウマって本当に意味深い。

 

そこにぶつかることで、本来の道に進むことができるのです。

 

 

全ては表裏一体なので、セッション中に現れたゲートキーパーの方を視ると、どれだけ悪人だったとしても同じだけの愛のエネルギーが裏側に隠れていて

 

魂はお互いに同意しあってここに来たのだと理解することができます。

 

 

人の性格や性質は生まれ持ったものと、後天的なものがありますが

 

その後天的なものは体験から出来上がっていきます。

 

成功体験も失敗体験も通り抜けて、「目的を果たすための自分」へ近づいていくのです。

 

 

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そう考えると、自分の道の先に置いてある成功も失敗もトラウマも、自分で配置したのだと思えてしまいますね。

 

 

さらに今、一人一人が「本来の自分」を取り戻すフェーズに入っています。

 

これを読んでくださってる方は、大きな変化をくぐり抜けていることでしょう。

 

 

昔と違って、皆さんの道の先にあるのは自分で配置した試練やギフトだけではなく、

 

至るところに応援してサポートしてくれている存在がたくさん駆けつけています。

 

加速しているのはそのためです。

 

 

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たくさん体をいたわりながら進んで行きましょう♪

 

 

 

 

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