「お断りします」の力 その1
世の中にはプロアマ問わず「視える人」がいますが、そういう人との関わり方について今日は体験を元に書いてみようと思います。
私はここまでずっと綴ってきているように、幼少期から「視える人」でした。
胎内記憶もいくつかあり、初めて目が見えた時の感動が、絵を描く根底にあると思っています。
そんな私は二十歳前後の頃にこの力をどう扱っていいかわからず、人を助けたい気持ち以外にも優越感のような奢ったところがあったような気がします。
今も未熟な私ですが当時はまだ本当に子供で、人を傷つけてしまうこともあったし、修行の段階にすら入っていなかったのではないかと思います。(私が魂の目覚めロードに入ったのは出産後の20代後半)
ただでさえ持て余している力をそんな状態では扱えるはずもなく、知らない人からも相談の電話が次々に来てしまう状況をピークに、力を閉じたのでした。
「見合ったもの」が来るのが宇宙の仕組みなので、色々怖い思いもしましたね〜。
力を閉じていた期間は10年以上ですが、どうやって閉じたかというと簡単で、
「私はこの力を封印する」
と肚から決意して宣言しただけ。
閉じた結果、全く何も感じなくなったわけではなかったけど、ほとんど何もわからなくなりました。
ただ、無意識の状態まではコントロールできなかったので予知夢は時々見ていましたね。
そして封印を解くことになったきっかけはタロット占いを始めたこと。
力を解放して仕事にしようと決めたのです。
魂の目覚めロードの段階としては、数年前に「怒りの解放」を終えて「自己愛を知る」まで行った辺りかな。
そう考えると、力を閉じることも修行の一環だったのだと思えますね。
執着を捨て身軽になる、一度「それ」を無しにする。究極の手放し。
自分の「武器」からフォーカスが外れないと「内側」に潜って魂の声を聞けるようにならないんですよね。
つまり「武器」のうちは平和が訪れないんです。
内側に潜って「怒りの解放」をして(驚くほど出ます)「自己愛を知って」自分を許せるまでは。
武(たたかい)を手放せると、器(うつわ)となり、豊かな情動や運気が溢れ出す
そんな感じだと思っています。
宇宙は、愛を開いた人には力を授けます。この人は悪用しないとわかるから。
そして守護霊とは別に「指導霊」という存在がいます。
これは「私はこの道のプロになる」と肚から決意・宣言して精進するとついてくれる先生です。
いい指導霊を連れてこれるかどうかは守護霊の手腕、なんて聞いたこともありますが、指導霊は「本当にプロを目指す、これで食ってく」と肚から決めないとつきません。
つまり、現在タロットを仕事にしている私には指導霊がついてくださってるけど...
「霊感少女」なだけではつかないんです!
扱いきれない上に、指導してくれる存在もいない。そりゃ崩壊しますよね〜。
これらのことを踏まえて、「視える人」との関わり方を次から書いていきたいと思います。