「魂の目覚め」のプロセスは100人いれば100通りのストーリーがありますが、
だいたい最初は自分の中に蓄積された「怒り」の自覚と消化から始まります。
その怒りは幼少期のみならず、もしかすると過去生や数々の転生を繰り返しながら負った傷だったり、蓄積されていったものかもしれません。
他人や接客などにやたら批判的な気持ちになったり、訳もなく腹が立ってしまったり。
怒りのコントロールは難しいですよね。
私も怒りの消化に取り組んでいた頃、お坊さんに怒りについて質問したものの余計腹が立った経験があります。笑
怒りの扱い方はこちらをご覧ください。
体から「怒り」を出し切れたら、次は「自己愛」について学ぶ旅が始まります。
その頃、1111や2222などを目撃することが増えていくかもしれません。
そういえば反抗期もそういうプロセスなんですよね。
ここまでの人生で納得いかなかったことを出して、親に受け取ってもらう。
それは自己愛を深めるための通り道。
「昔ワルだったのに今はすごい優しいよね」
と言われる人は、ワルをやったことで怒りの消化が非常に捗ったのではないかと思うんですね。
その結果、もう出せる怒りは無くなったので「マジ親に感謝、仲間に感謝」みたいに変貌するのではないかと。(Grateful daysだっけ)
自己愛で満たされると、ようやく他者に愛を渡せるようになります。
自己愛が足りないと、これ以上欠乏するのが苦しいので愛を与えることはできません。
他者に優しくできないのではなく、むしろ優しすぎる魂だから
今まで自分の気持ちを押し殺して他人や親に譲ってきたため、もう差し出せるものが残っていないのです。
「怒り」の正体は、今までないがしろにしてきてしまった自分への想い。
だから怒りの消化をせずに自己愛を学ぶことは難しいのです。
自分自身をどう扱うかによって、外側の世界も変わっていきます。
もしも周りに優しい人がいないなら、まずはあなたが自分に優しくするところから始めてみてください。
自分自身の扱い方が、実はそのまま外の世界や登場人物に反映されているのです。
だから自分のことを丁寧におもてなししてあげてください。
「何が飲みたい?」「何が食べたい?」「どうしたい?」
たとえ目の前に緑茶があっても「コーラが飲みたい」と思ったら、ちょっと買いに行ってあげてほしいのです。
長年、他者に自分を明け渡してきてしまった人は「本当にほしいもの」がわからなくなっていることも多いので、口に入れる飲み物や食べ物から、本心をたぐり寄せてみることをおすすめします。
過去に好きだった音楽をひっぱり出して聴いてみるのも◎
あんみつ〜♡
自己愛が欠乏していると、マイペースな人が許せないんですね。
集団行動を乱す人や、常識的に考えておかしい人を糾弾したくなります。
なぜ心が穏やかでいられないかと言うと、心の中にいる小さな自分が叫ぶから。
「私だってそんな風にしたかったけど許してもらえなかったんだもん!!」
今、周りにあなたを叱る人はいますか?
大人になり、もうそんな状況ではないかもしれませんね。
まずは些細なことから、やってはいけないと思い込んでいたことにトライしてみてください。
友達と約束してるから、眠くて仕方ないけど行かなきゃ
お世話になってる人が今日誕生日だからメールしなきゃ
明日も仕事だからお風呂入らなきゃ
とりあえず適当に書き出してみましたが、これ全部やらなくてもいいんですよ。
なぜかと言うとすべて「ねばならない」と思ってるから。
眠くて仕方ないけど「行きたい」
お世話になってる人のお誕生日を「祝いたい」
明日も仕事だからお風呂に「入りたい」
「したい」と思うことにエネルギーを使い、
「やらなきゃ」の時は、やらないを選んでみる。
最初は誰にも迷惑のかからないことから始めてみるとトライしやすいかもしれないですね。
お風呂に入らないとかね。笑
続きます♪