謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

「お断りします」の力 その2

 

funcyqutton.hatenablog.com

 

 

続きです。

 

「視える人にこんなこと言われたけど、どうなのでしょうか?」とセカンドオピニオン的に聞かれることが時々あります。

 

私の判断基準はいくつかあるのですが、まず大前提として確認したいのが

 

 

①その言葉は、お金を払って受けたセッションで言われたのかどうか

 

 

と言うのも、その人が「仕事としてやっているのか」という、本当に根本的なところなのです。

 

仕事としてやっていないなら、正しく導いてくれる指導霊はついていないでしょう。

 

指導霊はその仕事を全うできるように必要な人格形成のレッスンもしてくるし、基本的には余計な霊や眷属などの邪魔も入りません。

 

なので、もし仕事や使命としてやっていないなら、その人が視えているものや聞こえる言葉はどことコネクトしているのか?という疑問が湧いてきます。

 

「視える」ことは本当だとしても、問題はそこじゃないわけですね。 

 

実際、仕事にしていない場合は、視えることや降りてくるメッセージに振り回されて「視える人」本人が不安定になっているケースも多いのです。

 

見えない世界と現実をうまく切り分けられていない状態なので心身ともに揺さぶられやすく、その混乱から人に「視えたこと」を無闇矢鱈に伝えることで他者との共依存にも陥りやすかったり。

 

その場合「視える人」は、最終的には自分の不安定さをあなたのせいにしてくることもあるでしょう。

 

 

そもそも、なんですけど。

 

頼んでもいないのに「あなたには〇〇が視える」「あなたはこうだ」と言ってくる人は、相手への「尊重」がないんです。

 

(もしかしたら若い頃の私もやってしまったことはあるかもしれません。ごめんなさい。) 

 

あなたのために伝えたいのではなく、その人が受け止めきれない「その人に見えている世界」のことを放出しているに過ぎないんですね。

 

 

「尊重」と「配慮」のない行為は「受け取らないと決める」のがオススメ。

 

その人があなたには視えない何かを言ってきたとしても、

 

「お断りします」

 

という呪文でバッサリと切ることができます。もちろん口に出さなくてもOK。

 

 次に、これはお金を払ってセッション等を受けた場合も含まれることですが

 

 

②それを言われて救いはありましたか? 

 

 

「あなたは事故にあいます。運気も悪いです」と言われたら、当然嬉しくなんかないですよね。

 

何の救いもないことを言われた場合、これも「お断りします」の受け取り拒否で。

 

 

守護霊やご先祖様はあなたが大切な存在だからこそ時には厳しいことも言いますが、必ずそこに救いがあるはずなんです。

 

それを、視える力を振りかざして救いのないことを言ってくるのはもう、ただの悪口というか呪いでしかない。

 

「あなたの運気が滞っているのは押入れにゴミばかり入っているからかもしれません。断捨離してください」とか、

 

「今は運気が停滞する時期だから人助けをして運気を上げてください」とか、

 

何か解決策を示してくれた上での言葉なのかどうかで、それが受け取るべきものか判断してください。

 

いくら「当たる」と評判の霊能者やすごい経歴を持つヒーラーでも、その人に会うと落ち込む場合はもう行かない方がいいと思います。

 

仕事としてやっていても一部のジャンルには眷属のおもちゃになっている人もいるので、セッション以外にもブログなどを読む時は、

 

「その人は幸せそうか」

 

「その人は他者の幸せも考えてあげられてるのか」

 

「そのブログを読んであなたの心に平和や調和の感覚が訪れるか」

 

を大切にしてくださいネ。

 

 

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ちなみに私が閉じることを決めた決定打は、あまりよく知らない男性にあれこれ透視を頼まれ、さんざん言い当てさせられた挙句、おぞましいものを見るような目で「これってプライバシーの侵害だよね。最低だな」と言われたことでした。

 

何年もつらい記憶として残っていたけど、今思うとあのまま進んでたら何か事件に巻き込まれてたかもしれないので、その男性はきっと天使の役割を果たしてくれたのですね。

 

おかげさまで今の私はセッションの時しか視ない設定にしているので、毎日快適に暮らしています。

 

 

私の人生をシフトさせてくれた人。

 

本当に通りすがり的な人だったから顔も名前も覚えてないし二度と会うこともないけれど、今は心から感謝しています。