過去生体験 その3
最近、ブライアン・ワイス博士の本を読んでいました。
前世療法の第一人者の方です。
以前、私も過去生回帰ワークショップに参加して、自分の過去生(前世)を見ることができました。
本を読んでいたらまた体験してみたくなったので、youtubeでナビゲートしてくれる音声を探しました。
いくつか視聴してみたら、どれも催眠の原理は大体同じだったので、女性の声のものをチョイス。
今日は久しぶりにのんびりできる日だったので、部屋を快適にセッティングして、試してみました。
「一番最近の楽しかった食事を思い出してみてください」
というナビゲートでは、ピザが出てきました。
息子に剣道を頑張らせたご褒美のやつですw
ピザに乗ったエビのプリッとした食感や味までリアルに思い出しました。
そしてナビゲーターの声は私を「子どもの頃の楽しかった記憶」へと、いざないます。
子どもの頃の楽しかった記憶。
父は出て来るのか?祖母には会えるのだろうか?
心の奥で少しワクワクしつつ、一体どんな情景が出て来るのか、カウントダウンの音声に身を委ねます。
「3... 2... 1」
そこは、保育園の夏祭りでした。
私も姉も、小さな浴衣を着て走り回っています。
いつも一緒に過ごしているお友達も、全員浴衣を着ていて不思議な感じがします。
男の子たちは着慣れない浴衣や甚平がなんだか照れくさいようで、いつも以上にふざけあっていました。
ふと目線を移すと、そこには古典的な藍色の浴衣を着た、まだ若い母がいます。
その瞬間、私は自分がなぜ着物が好きなのかを、はっきりと理解したのです。
いつも化粧っ気がなく、動きやすさ重視の服しか着ない母を、子ども心に不思議に思っていました。
どうして美しく着飾らないんだろう?
どうして女の人らしい格好をしないんだろう?
母は何かと汚れる子育て中におしゃれをする気が無かっただけで、もともとはおしゃれが好きな人なんです。
でも、その時の私には、そんなことはわからなかったので、
「おしゃれしてほしいなあ」と時々思っていたのです。
その日、藍色の浴衣を着た母はお化粧もして、髪もセットして、とってもきれいでした。
ママ、きれいだなあって嬉しくて、浴衣が神聖なものに見えたのです。
その光景を体験しながら、現実の私はなんだか胸がいっぱいになり、涙がどんどん溢れてきました。
私が和装を好きな根本が、まさか保育園の夏祭りから来ていたとは。
去年の浴衣の写真です。
そしてこのタイミングで!
明日は月1で着物の講師をやらせていただいてる「ラブズキモノ・サチコーデ」の番外編、お寺へ遠足ツアーです。
すごくないですか?この壮大なステマ。タイミング。
この後、過去生へ遡る話、いるのか??っていう。。
さて、私は夏祭りから離れ、新たな扉の前に立っています。
真っ白な眩い光を通り抜けた先に見えたのは... 海?
水辺が見えます。すらっと手足の長いアフリカ人らしき青年が見えます。
その青年は私だとわかりました。
裸足の足首には、いくつかのアクセサリーをつけています。
場面が変わると、その青年は取り乱していました。
白人っぽい、3歳くらいの女の子も見えます。
その女の子の青い目が印象的でした。
そして酋長のような、貫禄のある男性。ワイルドで髪の毛が多いのが印象的。
その瞳の中に、私は父を見つけました。
控えめで優しい父とは真逆の酋長ですが、魂は父と同じ人です。
なぜわかるのか?と聞かれたら、わかるからわかるのです、としか言えないですが。
ナビゲートに従い、私はその青年の最期のシーンへ進みました。
若いうちに病にかかったようで、皮膚が灰色のようになっています。
むしろを敷いた小さな小屋に寝かされていて、榊を持ったシャーマンの女性が見えます。命が尽きようとしている私の周りを、いろいろな人が忙しそうに動き回っていました。
そして私はその人生を終えて、魂の世界へ。
天使のような存在が付き添ってくれていて、深い安心感に包まれました。
その天使は緑色の光に包まれた人で、「お久しぶり」と優しい声で言いました。
祖母です。
祖母の姿じゃないけど、祖母と同じ魂の人。
これまでの転生の中で、何度も出会い見守ってくれる人。
私がアフリカ人だった時、祖母は守護天使として関わってくれていたようです。
だから、また違うキャストで、違う世界で、きっとまた会える。
そういう風にできている。