謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

タロットあれこれ その2

 

ブランディングのお仕事。

  

ご本人の許可を得ているので、ひとつのケースをご紹介します。

 

 

 

 

case 1. パティシエの方

 

 

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彼女は出店したイベントで思うような売り上げが得られず、何がいけないのか、どうしていけばいいのか悩んでいました。

 

なぜ、うまくいかないのか。

 

その理由は、一言で言うと「畑違い」だったから。

 

ナチュラル志向で手作り感のある、趣味の延長でお菓子を作っている人たちのイベントで、彼女のお菓子がウケるわけがなかったのです。

 

彼女は結婚式場でウェディングケーキを作ったり、食品研究機関で顧問を務めるような方だったから作るもののクオリティが高く、見た目が「既製品」すぎたのです。

 

食べてもらえればもちろん美味しさは伝わるのですが、手にとってもらえなければ何も始まらない。

 

私のいくつかの作風の中で、適当にペンで落書きしたみたいな絵がいい!!と言ってくださったので、脱力系のラベルを描きました。

 

 

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まずここで、ラベルが貼られたお菓子は売り切れるという現象が起き始めました。

 

例のイベントはもう出店しなくなったのですが、彼女自身のお店と、ずっと続けているマルシェでのお話です。

 

さらに、自分がやっていることを過小評価するクセが抜けず、今の仕事のやり方にも限界を感じていたので、今度はフォトセッションをすることにしました。

 

 

もう後はご自身の在り方だけが、変えるべきポイントだったからです。

 

 

 

彼女の魂が一番喜ぶ時はどんな時かを紐解いていくと、

 

「講師をしている時」でした。

 

早速、お菓子教室に潜入して、彼女の本質が一番光るところを切り取りました。

 

 

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「えっ、私ってこんなに偉そうなの!?笑」

 

というのが一番最初のご感想。笑

 

実際に私は撮影しながら彼女の仕事ぶりを見させて頂いたのですが、もう何ひとつ無駄な動きがなく的確に技術を伝えていく様は、「お菓子教室」という言葉が全然似合わず「プロ養成講座」という感じ。

 

「どうして格の合わない手づくり市に出店してるんですか?」という私の質問にピンと来ていなかった彼女も、自分の本来の姿を客観視することでようやく理解できたようです。

 

もともと企業や大きなものを扱ってきた方なのですが、独立してからは実績とセルフイメージが噛み合っていなかったんですね。

 

なので、畑違いの仕事をして、成果が挙げられなかった。

 

「そっちは違うコースだからサポートしないね♪」という宇宙のサポート。

 

 ご自身の「畑」を自覚されてから「在り方」が変わり、どんどん仕事が舞い込んでくると嬉しい悲鳴を上げられています。

 

 

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「自覚」と「運気」は密接に関係していると私は思っているので、ついつい過小評価してしまいがちな自分の良さや才能を適正に受け止めて、それを腹に落とし込む。

 

そうするとお腹の中で発光したエネルギーはぐるぐると動き出し、外側の世界に影響を与え始め、本来の自分にふさわしい物語が始まっていく。

 

 

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だからまずは本質を自覚することが大事。

 

外側の世界を広げようとするのではなく、内側に深く潜っていくことで、外側は広がっていくのだから。

 

 

funcyqutton.hatenablog.com

 

 

 

宇宙は自分の内側にある。