「隙」ってすてき。
昨日サチコーデお出かけ編で行った信松院さんの、松姫さまのご神木。
みんなでワイワイ楽しみながら、時々ハッとする深いことを誰かが言う。
そんな、一粒で何度も美味しいラブズキモノ サチコーデです。
着物の女性が集まると、ああ、女性は花なんだなと実感します。
本当に華やか。
ランチをいただきながら、パーフェクト美女Aちゃんが
「どうやって隙というものを作るのかわからないんです」
と言い出し、みんなで隙とはなんぞやと、あーでもないこーでもない。
デキる人にはデキる人の悩みがあるものなんですね〜。
帰り道ふと前を見ると、先を歩くハーフ美女Jちゃんが異様に色っぽい。
元々セクシーな人だけど、なんだろうこの色香は?
この写真だと右腕を上げてるのでわかりませんが、まっすぐ立つとほんの少〜しだけ帯が右側に傾いているんです。
その傾きが、後ろから見ると右重心にシナを作っているように見えて、
なんとも色っぽい!!
しかも帯の傾きが無防備な雰囲気まで醸し出している。
「これが隙だー!!!」
満場一致で納得。
ここに「隙」の真髄と、着物の本当の面白さがあります。
カチッと一分の隙もない完璧な着付けだったら、この色香はないんです。
完璧な着付けにはゴージャスで玄人な色気がありますが、ここでのテーマは「隙」!
隙がわからない私たちに、女神が隙を体現してくれたのでした。
夢二の絵の色っぽさも同じニュアンスですよね。
くぅ〜〜隙だらけやないかいっ!!///
正式な場にはカチッと着付けて、ふだんは夢二風に着てみてはいかがでしょう?
↓まあこれはちょっと色々心配されちゃうレベルだけどw
私もアンティーク着物にはあえて帯板を入れないで、夢二風にするのが好きです。
隙や色気を意識したことはなかったですがw
↓この、少し帯締めがめり込む感じ。
完璧を目指さない、完璧じゃないことが完成の着こなし。
着物って、意外と懐の広い世界なんです。
そしてね、自撮り中の女子は可愛い!
これも発見でした〜♡