着物ワークショップの前日、新築の実家にて、私はクレームのお電話をかけていました。。
実家の引き渡し当日と、後日、合計3個の施行ミスが発覚したんですね。
母は論理的に物事を捉える理系の人なので、私たちに相談しながら冷静に対処してきたのですが、3個目のミスが発覚した時にかなり神経を削られ、さらに向こうのミスなのにこちらの要求が通らないというところで心が挫けてしまったわけです。
新しい家は、父が遺してくれた最後のプレゼント。
大事なものだからこそ、母が違和感やモヤモヤを抱えて住むわけにはいかないのです。
本当に「大切にする」っていうのは、それに対して本気になるということ。
「優しさ」と「お人好し」を取り違えた平和主義、多いですよね。
誰もが人間として成長していきたいと思うのは自然なこと。
でも許容していくことにばかり夢中で自分の違和感を無視し続けると、そのうち自分の「中」と「外」の辻褄が合わなくなっていっちゃうんですよね。
感謝とかありがとうで違和感に蓋をして心が広いふりをしていたら、いつまで経っても本当の平和は訪れない。
本当の平和は、時には戦うことも必要なのだと思います。
「大事」だからこそ、「おおごと」になるのです。
でも正直、また確認が来た!と思いました。
きちんと愛を実践できてるのか?母を守ることができるのか?
相手に対しても敬意を払いながら、攻撃することなく、要求を通せるのか?
それは同時に、穏やかな性質のご先祖様たちのカルマを解消することでもあり。
だから2時間前から意味不明な熱が出始めたのかと。
これは腹をくくって、やるしかない。
水増し請求や一部詐欺と感じる要素もあったので「不明瞭な点をクリアにする」必要があり、状況次第では本社や消費者センターにも電話するつもりで解決を目指しました。
営業担当の方に電話をかけ、立派な家を建ててくださったこと、
そこに尽力してくださったことにまずお礼を言い、不明瞭な点をひとつひとつ答えてもらう戦法にしました。
「Aの件が施行されていないことはいつお気づきになられたのでしょうか?」
『えーー、内覧の前後ですね』
「前と後だと随分違うと思うのですが、前でしょうか、後でしょうか」
『えー、えー、後、ですね』
「後というのは何日後のことでしょうか」
中略
「それは営業の○○さんのご判断ですか?本社には報告されたのでしょうか?」
「では、Bの件は母が(設計に精通しているから)発見できたミスですが、そちらでは言われる前に気づいてはいたのでしょうか。それともミスではなく、いつもそういうやり方をされているんですか?」
「ではこちらが言わなければそのままの請求額で通されるおつもりだったんですね?それは担当の方のご判断でしょうか?本社のご意向でしょうか?」
「Cの件でご連絡が来たのは、Bの件を見抜かれて、そんなところまでチェックされてるのかと焦ってご連絡して来たようにお見受けしましたが、その辺りはいかがでしょうか?」
この辺りで先方が人情に訴えかける作戦に出てきました。
『そうです!そうです!確かに会社全体としては言わなければ儲かるからいいんだっていう空気がありまして!でもわたくしはそれが許せないので...Cの件をお伝えしたのです!あえて!人間と人間の繋がりですから!一生懸命、誠意のある会社にしていきたい、わたくしは会社を変えていきたいのです!』
「...会社全体としては、言わなければ儲かる、というスタンスなのですね?」
『そうです!でもぼくは違います!誠心誠意、心で仕事したいんですよ!』
「(すごい言質とれたけど)そうですか...。ではそのお気持ちが本物なら、なぜ引き渡しの当日までAの件を黙っていたのでしょうか?」
『ええと......』
「引き渡しの予定日が遅れるからですよね?」
『はい、でもAはそもそも発注書が書かれていなくてですね、こちらとしては法令遵守が第一なので、発注書がないものはどうすることも。こればっかりは。はい。』
「そちらに施行を勧められて、ではお願いしますというお話の流れの中で、なぜ発注書がないのでしょうか?」
『インテリアの担当がうんぬんかんぬん、言った言わないのお話になってしまうと困ってしまうのですが、とにかく法令遵守でこちらは動いていますから、発注書がないものは動きようがないんです。すべては法令遵守なので。わかっていただけますでしょうか』
「はい。わかります。ではお聞きしますが、発注書のない、そもそもこちらが購入してもいないCが取り付けられているという事態は、法令遵守の観点から見ていかがでしょうか?」
『......はい、ええ』
「大問題、なんじゃないですか?」
『はい...実は大問題になっていまして...』
私は質問して(たまに思っていることを伝えて)いただけなのに、どんどん相手が慌てたり、演じたり、とんでもないことを口走ったりしていきました。
ミスを責めたいのではなく、全額支払済の消費者として知る権利があるので、不明瞭で説明不足な点を明らかにして欲しかったのです。
こういう作業ってできればやりたくないけど、大切なものを大切に扱うには避けて通れない時が必ずある。
横で聞いていた母には「私が思っていること全部言ってくれた!」と感謝されました。
そこで気づいたのです。
さっきからどーーーも、頭の回転が良すぎるなと思っていたんですね。
私いつも言葉ぽんぽん出てこないしw社会的なニュアンスとか遠ざかってるしw
火事場の馬鹿力的なもの?と思いながら喋っていたのですが、そういえばほとんど頭を使って喋ってなかったんです。
あれと同じだったんです。タロットリーディング!
家のことだし、父とかご先祖様をチャネリングしたのか?
いや、父も祖父母も、文献が残ってるご先祖様ですら「その穏やかな人柄を現す作風」とか書かれてる。人に切り込むくらいなら、水に流すのを選ぶ人ばかり。
お茶を入れてくれながら、母が興奮気味に言いました。
「本当にありがとう!すごい!私が思ってたことぜーーーんぶ言ってくれた!」
!!
私は母をチャネリングして喋っていたのか!!!
巫女体質がまさかクレーム電話をかける時に発動するとは。。
そしてやっぱり母は相当頭が切れることがわかり、安心しました。
ところで最近、会う人会う人、清水富美加騒動の話をされます。
私と大川隆法の共通点とか、そろそろ教団を立ち上げた方がいいよwとか。
twinkle教はね、確かにあぶないですからね。
絵を買わされたり、
宇宙からのメッセージを説かれたり、
売りつけられるのは絵だけではないですしね。
「ハートのお手当クッション」なんて怪しいグッズを買わされたりね。
安産祈願とか言っておなかに花とか貼られたり。
このうつろな顔を見てください。ハイパー安産だったのをこの安産祈願のおかげに無理くりさせられてね。かわいそうに。
教祖twinkleに輝きを見出されて、「私なら宇宙のサポートを引き出す写真が撮れるから金を出せ」とか言われて写真を撮られたパティシエとかね。
またこのパティシエはですね、一緒にマリア参拝に連れて行かれた上にタロットセッションまで受けてたもんだから、その後1ヶ月で仕事が飛躍的に拡大したこととか全部そのおかげだとか言われちゃって。
お菓子の大口の販売契約取れたのも、全部写真のおかげだとか言われてね。
ラベルまで描かれちゃって...泣けてきますね、ここまで来ると。
昨日もtwinkleに目をつけられた女性がひとり、言葉巧みに宇宙のサポートを引き出す写真を撮ってもらう契約をさせられてしまいましてね。
噂によるとtwinkleがロックオンしてる人はもっといるらしいですよ。
あなたのところにもそのうち営業に来るかもしれません。
本当に怖いですねえ。
だからそろそろ、twinkle教の悪事を解説する暴露本とか、どなたか出した方がいいんじゃないですかね??
教祖の言い分はブログに十分書いてありますし、
物的証拠として、絵や怪しいアート作品を網羅して、不思議なものが写ると言い張っている「Miracle Photo」なんかも、もうこの際全部載せてさ。
かなり手強いと思うので、我こそはと思う方、地球の平和のためにどうか立ち上がってくださいね。
応援しています。