謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

透視と量子力学

 

「メンタリストDAIGOとホリエモンがやってたカードバトルしようぜ〜」

 

と夫がトランプを持ってきました。

 

メンタル駆け引きでジョーカーを当てるような企画だったらしく、ホリエモンは完敗だったと。

 

「さっちゃんが一発で当てれば一勝、俺も一発で当てたら引き分けね」

 

ちょっと超能力ファミリー思い出しましたw(知ってます?)

 

 

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ジョーカー入りでトランプを5枚選び、私は部屋から退出。

 

準備できた〜と言われてテーブルを見ると、なんか不自然に並べられていましたw

 

 

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初見で「E」のカードがジョーカーだと思ったんですが、タロットリーディングの時のように手をかざして、一枚一枚エネルギーを感じてみます。

 

おそらく「E」か「B」で間違いない。

 

今度は心の中で一枚一枚カードに聞いていきます。

 

「あなたはジョーカーですか?」

 

『違います』

 

「あなたはジョーカーですか?」

 

『全然違います』

 

「E」のカードに聞くと『そうです』と答えたので、

 

「じゃあやっぱり第一印象から決めてたキミ!」と「E」をめくるとビンゴ!

ジョーカーでした。

 

 

今度は夫の番。部屋から出て行ってもらってカードを配置。

 

 

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ジョーカーは「D」に置きました。

 

部屋に入ってきた夫は、見た瞬間爆笑。

 

「これやばいな簡単すぎる。Dじゃんこれww」

 

 

サイキックvsサイキックだと勝負にならないんですね。お互い初見でバレバレなのだから。

もう1回ずつやってみても、結果は同じ。2−2です。

 

お互い仕事でもっと細かい領域まで扱ってるので、正直ちょっと簡単すぎたかもしれません。

 

 

でも面白いのはここからで、今度は「出題者も答えを知らない状態」でやってみると、明らかに感じる情報量が減り、二人とも精度が落ちたんです。

 

 

「出題者が答えを知っている」事実が、透視をかなり助けていることがわかりました。

 

 

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答えを「知っている」だけで、出題者とカードの間に明らかに情報(エネルギー)が発生してるのです。

 

 

量子力学では「観測者」自体が「観測対象である粒子」に影響を与えてしまうことがあります。

つまり観測者が「観た」瞬間に「状態が決まる」としか言えない状態もある。

 

(気になる方は量子もつれ量子テレポーテーション、不確定原理などで調べてみてくださいね)

 

 

出題者が答えを知っていた場合

 

「答えはDだと知っている事実」が空間に情報として発生して、答えである「D」と「それ以外のカード」に与える影響、エネルギーの運動量が変化するような感じで。

 

これは見た目にも空間に浮遊している「答えはDだと知っている事実」がDのカードの上に溜まっているような感じで、だからお互い初見で質感の違いがわかってしまうのかな?

 

手をかざしてみても、ジョーカーから得られるエネルギー(粒子の反射?)と、それ以外のカードの反応が違うのです。

 

 

 

そして3回目。

 

正直、描かれてる絵の色までは大体わかってしまうので、ジョーカーによく似た絵のカードを混ぜ、お互い答えを知らない状態でトライ。

 

 

2回とも初見で合ってたので、今回も初見でこれだと思ったものを選びました。

 

ただ今回は直感のみで、手をかざしたりカードに聞いたりする「考察」をしませんでした。

 

そしてめくるとハズレ!!ジョーカーによく似たカードをまんまと引いてしまいました。

 

 

直感は大切だけど、考察も大事なんですね。

 

直感を確信に変えていくには、考察が必要なんだと思い知りました。

 

 

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量子力学には「多世界解釈」という考え方もあるようです。

 

観測によって状態がひとつに収縮する(決定する)のではなく、観測によりふたつの平行世界が出現する。

しかし観測者はひとつの世界しか知り得ないため、答えが「ひとつに収縮する」

 

という考え方らしい。

 

 

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直感の時点でそのカードはアタリともハズレともなり得るけど、考察するかしないかで世界はふたつに分岐する?

 

手をかざすことでさらに分岐して、カードに話しかけることでまた分岐する?

 

 

そこまでやった世界ではそのカードはジョーカーの姿を保てている?

 

もしくは私が本物のジョーカーに気がつける?

 

 

 

 

答えは、私がひとつの世界にしかとどまれないので、わかりません。

 

 

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またいろいろ考察していきたいと思います〜。