どこが正しい方向で、どこが進むべき道なのか
それを知るには直感を働かせるのが一番大切。
いよいよ地球は多次元的な運行になっているので、魂が進むべき道を選択する時に「常識」が邪魔になってくることも増えています。
普通ならこうするべき
常識的にはこれをやるべき
これをするのが礼儀だから
3次元的にはそうかもしれないし、親から教わってきたのはそのやり方かもしれないのですが
あなたの魂や直感が「違和感」を感じているなら、本当はそれが答えなのです。
これまで生きてきた自分と、取り戻しつつある本来の自分
そんな移行期の混乱の中にいる時は、これまで馴染みのある「常識」はつかまりやすくて安全に見えるもの。
ついつい、「これなら誰にも怒られない」と思ってしまうから。
誰にも失礼だと思われないし、嫌われないし、おかしいと思われないから。
だけど...
大切なのはエネルギーのしっぽをつかんで離さないこと。
3次元的な判断は一度部屋の隅にでも置いて、
自分がとらえておきたい大切なエネルギー
「このチャンネルにいる自分が一番いい」と思える感覚
そこから違わないでいること。
そこからずれるものを選ばないこと。
その結果、やっていることや職種などが変わってしまうのは仕方ないのです。
大切なのはエネルギーからずれないように動いていくことだから。
例えば、これはセッション中に度々お話しすることなのですが...
息子がまだ小さくて子育て中だった私は、効率的に物事を考えてみたのです。
自分のやりたいことをしようとして息子のリズムと合わなくてストレスが溜まるなら、すべてを息子のやりたいことに合わせて動けばいいのではないかと。
やろうとしたことができないのが苦痛なら、最初から何もやろうとしなければいいと。
今思うと完全に自分軸を捨てて息子軸にしたというわけですね。
その結果、原因不明の声が出なくなる事態が何度か起きました。
今思うとハートの声も体の声も魂の声もオール無視だったため、ハートが限界で喉のチャクラが閉じてしまったんでしょうね。
そしてある日セレクトショップに行った時に衝撃を受けるのです。
「何が好きなのかわからない...!!」
自分がどんなものが好きで、どんな服を着たいのか。どんなものに心惹かれ、どんなものにワクワクするのか。それが全然わからないんです。
思考的にどれがイケてるかはわかるのですが、自分が一体何にときめくのか
何も思い出せなくなっていることに気がつきました。
これはまずい!と、そこから「自分を取り戻す旅」が始まるのですが、ときめいてワクワクするものを思い出すことから始めるしかありません。
もう、どんなかけらでもいい。小さな破片でもいいから。
遥か彼方の方でかすかに光っている「ときめいてる自分」と、無事に再会するために。
ある日、一粒のビーズを見た時に、懐かしくてときめきました。
あ!この感覚だ!これを逃してはいけない!と、その懐かしい感覚のエネルギーのしっぽをつかみました。
ビーズを眺めてときめく感覚を味わっているうちに、姪っ子にアクセサリーを作ってあげることになり、そこからキッズアクセサリーを作るようになりました。
とにかく「私のときめきエネルギー」のしっぽを離さないように進んできたので、気がつけば作るものがキッズアクセサリーから編み物に変わり、着物講座をすることになり、 占い師になっていたというわけです。
他人から見たら「キッズアクセサリーは?編み物は?」と思われるかもしれませんが
私からしてみると
自分がとらえておきたい大切なエネルギー
「このチャンネルにいる自分が一番いい」と思える感覚
そこから違わないでいること。
そこからずれるものを選ばないこと。
を真面目にやってきたつもりなのです。
こうして振り返ってみると、私がつかんでいたしっぽって、龍みたいだったなと思います。
そのエネルギーは暴れるように変幻自在に駆け抜けていくので、こちらも変化せざるを得なかったのかもしれません。
続けることって美学と捉えられがちですが、それはあくまでも結果に過ぎないと思うんです。
エネルギーのしっぽを離さなかった結果、続くなら素晴らしいことですが
もうとっくに「違うこと」になっているのに続けていたり、味がなくなってるのにつかんでいたり、してしまうことも多いですよね。
そんな、エネルギーのしっぽのお話でした。