RINNE
魂の再会が加速している。
今、私たちが生きているのはそんな新時代です。
今年の春頃だったか、紙とペンを持った私に何かが宿り、あるメッセージを書き記しました。
応援歌のようにあたたかい言葉たちは、魂の再会で迷子になっている人々を強く励ますものだと思ったので、これをどうやって形にしようか考え始めました。
「歌にして歌ったらいいんじゃないか?」
いや、私がそれをやるには歌唱力を磨くところから始めなければ。笑
その時、何万人もの前で歌っている友人の顔が浮かびました。
彼ほどのパワーの人ならば、きっとたくさんの人に届く。
「歌詞として提供させてもらう?」
だけどその案はしっくり来ませんでした。
その人は十分すぎるくらい天啓を受けて曲を作っているし、何より私は彼が作る歌が好きでリスペクトしているので、私が作品に介入するのは無理だし違うと思ったのです。
どうしたらいいのかわからないまま、日常が通り過ぎて行きました。
それから数ヶ月間、時々「彼に曲を作るよう連絡しなさい」と見えない人達に言われていて、その度に今度は彼の守護霊やガイド達に「まだ今じゃない」と止められ、どうしたらいいかわからず動けない状態が続きました。
ある日「今日だ!」と突然すべてからGOサインが来たので、彼に電話をかけたお昼過ぎ。
「もしもし〜」と眠そうな声で出た寝起きの友人に
「あの、お告げがありましてお電話しました」
怪しさの極み。
だけどそこは20年来のつきあいなので、動じないで聞いてくれました。
電話じゃなんだから来週あたり会って話そう。連絡するね、と言って電話を切ったものの、またそこからすべてのタイミングがバラバラになり、個人的に色々なことがあったりで、連絡できないまま2〜3ヶ月が過ぎて行きました。
その件についてはずっと考えていたのですが、神秘をどのような方向性で扱い、どのように伝えればいいのか、答えはまとまらないままでした。
夏のある日。主催している着付け講座の後、夫や友人たちと合流する予定だったのですが、その時ちょうどその友人も遊びに来ることになりました。
「ちょっとちょっと〜お告げの話はどうなったの〜!?笑」
と会うなり言われ(そりゃそうだw)私の中で伝える方向性が定まっていないまま、話をする流れになりました。
しかし話せる時間はとても短く、何を どんなふうに伝えればいいのか。
メッセージを降ろした紙切れのことは、なぜか頭から忘れ去られていました。
これは頭で考えても仕方ないからもう「エネルギー」で伝えようと思い、ざっくりとした話とほんの少しのキーワードを話してみました。
友人は何かを受け取ってくれた感じで「ありがとう!曲作ってみるよ!」と別れたのですが、
本当に伝えきれたのか、もう一度会ってもう少し説明した方がいいんじゃないか?
不安な気持ちがよぎります。
だけど「彼と、彼を守護している存在たち」を信頼しようと決めました。
伝達役を担った自分のことも。
きっとあれで十分だったんだ。
たくさんの人に必要なエネルギーを、彼なら広い世界へ放つことができる。
一度にたくさんの人に届かせることができる。
そしてたくさんの人が励まされ癒されるはず。
その美しい花火みたいなエネルギーが形になることが楽しみで、私は観客席に座っているような気持ちでワクワクしていました。
ある日、その友人から電話が来ます。
「あのさ、嫌だったら全然断ってくれて構わないんだけど、曲のMV作るのにさっちんの絵使わせてくれないかな?」
まさかの申し出。そんなの答えは決まってる。ぜひぜひぜひ!
「あ〜良かった〜ありがとう。しかも、さっちんのお告げの曲のMVなんだよ〜」
その時、大多数の人のために動いていたことが、自分にも深く関係あることだったのだと知ったのです。
なんという自作自演でしょうか。
会ったこともない誰かのために心を込めてルームメイキングしてお花を生けて到着を待っていたら、招待客は自分だったという。
そんな気分。
これまで描いた絵の中から50数枚ピックアップして、夫にプリントアウトしてもらって資料を作り、私は都内某所の打ち合わせへ向かいました。
MVを制作してくださる会社の方と、友人とマネージャーさんで顔合わせ兼、打ち合わせです。
駅から歩いている私に、目的地まであと5分だとiphoneのナビが教えてくれます。
私のドキドキも高まります。
これは私個人を超えた、大きな力が動いている。導かれている。
その幕が今日上がるのです。
ナビをもう一度確認しようとした瞬間、たっぷり充電が残っていたiphoneが突然落ちて電源が入らなくなりました。
右も左もわからない、現地の建物も知らない都内某所で、ひとり叫ぶ。
誰の電話番号も覚えてない。何度やっても電源は入らない。
手は冷たくなり心臓は早鐘のようになっていきます。
あまりのパニックに、近くにいた作業員の人をすがるような目でしばらく見つめてしまう。
いや、待て待て、この人を見つめても何にもならない。落ち着け。落ち着こう。
正直ちょっと泣いてたけど、私はついてるし、守られているはずだから大丈夫!と言い聞かせる。
こうなったらもう先に解決したことにして、解決を引き寄せるしかない。
「あー良かったーやっぱり守られてた!ありがとうございます!」
と宇宙にお礼を言いました。怪しさ無限大。
ところがその時、数日前にマネージャーさんからメールを受け取った時のことを思い出したんです。
打ち合わせ先の住所を確認した時の、自分の発言を。
「お、住所の数字が私の誕生日♪」
目の前にタクシーが来たので捕まえて乗り込み、すごい形相で「某所3丁目の25番地まで!!」と伝え、ビルの前まで連れて行ってもらいました。
もう、本当に天使が現れたと思いました。感謝です。
なんとか数分の遅刻で済みましたが、打ち合わせが終わるまでiphoneの電源は入りませんでした。(終わったら入った。。)
どんな事態に遭遇しても、宇宙に導かれ守られてることを心から信頼してるか?
それを確認されたのかもしれません。
本当にモンちゃんをはじめ、関わってくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。
こんな風に命を捧げることができて、私は幸せです。
さらに光栄なことに、その曲が「王様のブランチ」の12月のエンディングに決まったので、全国放送でMVを流していただけることに✨
12月中にはフルバージョンも公開されるので、そちらも是非観ていただきたいです。
(フル公開によりショートバージョンが削除されたので、フルに入れ替えました)
この歌がたくさんの人に届きますように。
そして誰かの笑顔に繋がるといいな。
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