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謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

10秒間タイムスリップ

幼なじみと某街道を歩いていた時に、10秒間ほどタイムスリップしてしまったことがあります。

私たちは道路沿いの、アスファルトで舗装された緩やかな坂道を下っていたはずなのですが、突然何の前触れもなく、まわりの景色が戦時中の焼け野原になってしまったのです。

 

道路はただの土の道に変わり、あちこちで煙が上がっている。どこかで鐘の音が鳴ってるのが聴こえる。

もんぺを履いて風呂敷包を背負った女性が、俯いたまま足早に通り過ぎて行く。資料館で見るような景色が、目の前に広がっていました。

 

そしてまた突然、現代の景色に戻りました。

今のって、私だけ...?と隣を見ると、呆然とした顔の幼なじみが私を見て、

「もう、これだからさっちゃんと遊びたくないんだよ〜!」

と半べそにw

 彼女はほとんど霊感はないのに、私と相性が良すぎるのか、私と一緒にいる時だけたびたび不思議体験をしてしまうのです。まあ、平たく言うと巻きぞえってやつですね。申し訳ないw

 

いまだに仲良しです。