謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

Hug

 

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新たなる懐かしき者よ この喜びがわかりますか

 

 

 

 

息子を妊娠した頃「孫」のイメージで描いた絵。

 

母子ではなく、祖母と孫なのです。

 

 

夏休みということで、実家で母に猛烈に怒られる子供達を見ていたら懐かしい気持ちになりました。

そうだ、怖い母ちゃんだったな〜とw

 

 

久しぶりに実家に泊まった夜。

 

母の体をケアしてあげたいな、と思いながら眠ると、夢の中で母にヒーリングしていました。

 

小さな子を寝かしつけるように母をハグしながら背中を撫でて、母の口からつらつら出てくる苦悩を聞きながら、うんうんそうだね、辛かったよね、とたまに相槌を打っていました。

 

泣いたりしたあと、体がゆるんだと言い、母はそのまま眠ってしまいました。

 

 

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次の場面で、私は何かのワークショップに参加していて、同じテーブルになった見知らぬ女性3人と楽しくおしゃべりしていました。

 

話しているうちにチャネリング状態になってしまい、いろいろなメッセージを伝えていたら、3人のうちのひとりが特に癒されていて、すごく喜んでくれて帰り際にハグをしました。

 

ハグをして、もうこの人はきっと大丈夫、と感じると、彼女は泣き出して「本当に安心しました」と言いました。

 

詳しい話の内容は覚えていないのですが、お役に立ててよかった、と思いながら帰宅。

 

 

家に入り、締め切っていた窓をあちこち開け放しながら、母やワークショップで会った女性との余韻を感じていると、ピンポーンとインターホンが鳴りました。

 

誰だろう?

 

玄関へ行こうとすると、ガラッとドアが開く音が聞こえ、

 

「こんにちは〜」

 

と母の声がしました。

 

あれ?母だ。母は家に上がりながら「さっきはありがとね〜」とよく寝た後のスッキリした顔で言いました。

 

「どうしたの?」

 

わざわざうちに来た母の意図がわからず尋ねると、

 

 

「私ばっかり話聞いてもらっちゃってたから。

本当は聞いてもらいたい話、たくさんあったよね。

ずっと聞いてあげられなくてごめんね」

 

 

とハグをされました。

 

私は小さな子供になっていて、母の腕にすっぽり包まれました。

 

よしよし、ごめんね。頭を撫でてくれて、背中をトントンされる。

 

懐かしい、体を揺らすリズム。

 

 

 

母も、ワークショップの女性も、そうか、こういう気持ちだったんだな、と強くわかった瞬間、全身がゆるんで

 

「うわあああ〜ん」

 

と泣いた瞬間、自分の声で目が覚めました。

 

暗闇にうっすら見える実家の新しい天井。カーテンの隙間から見える街灯の灯り。

 

家族の寝息。

 

私は今、どこにいたんだろう?

 

今の夢はなんだったんだろう?

 

母と、見知らぬ女性へのヒーリング・セッションと、自身のインナーチャイルドの癒し。

 

あ、これもライオンズゲートのエネルギーのせいだ。おそらく、閉まる最後の。

 

ちゃちゃっと夢で解決しちゃいましょう!みたいな宇宙の意図。

 

そんな体験でした。

 

 

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