父が亡くなった翌日、facebookで報告しました。
3年前から、そしてこの1ヶ月、心を寄せてくれてるお友達がたくさんいたからです。
その投稿をして10分後くらいに、ソウルシスターと呼べるYちゃんが電話をくれました。
「もしもしい〜♡さっちゃあああん?今ね、さっちゃんの夢見たから電話したの♡」
このテンションから、記事を見てないことは容易に想像できました。
このYちゃんは友達の間でも有名な、何ヶ月も全く連絡がつかないことが度々あるレアキャラなんですが、いつも私が何かの局面を迎えると必ず電話が来たり、簡単に連絡がついたりするんです。
「さっちゃんが超ーーでっかいリボン作って頭にのせててね、うす紫色ですっごいかわいくて!それ私もほしい〜って言ってて目が覚めたんだけど、あっ!これはアレですね〜!連絡しなきゃいけないやつだあ!って思って電話したの〜♡
で、どうしました?何があったの?」
この人すごいな〜って改めて思いました。
実は昨日父が亡くなったの、と言うと、ひとしきり驚いたり悲しんだり慰めたりしてくれてから、
「あれはこの事のメッセージだったんだ...」
と言いました。昨日、まさに父が息を引き取った頃、Yちゃんの長いつきあいの親友から電話が来たらしく、
「今日でうちのお父さんが亡くなって、ちょうど一年なんだ」
と言われたそうです。Yちゃんにとっては、親友ふたりの父親が同じ日に他界しているという不思議。しかも7月26日はマヤ暦の新年、お正月にあたる節目でもあって。
この世はまだまだ知らない世界であふれてるなと思いました。
次の日の夜、Yちゃんから今度はメールが来ました。
「いまね なんとね4日連続でこがねむしが私の部屋へ毎日一匹ずつ出てきてね!
窓も開けてないし 鍵も閉まってるし いままで 出たことなんて8年住んでてないのに びっくりで 調べてみたらね 、」
と貼ってくれたリンク先を見てみたら、
『古代エジプトで幸運の護符として人気のあったといわれるスカラベは、地味なコガネムシの姿をしていました。
古代エジプト人は甲虫を聖なる虫と崇拝し、スカラベとして装飾品や墓の供物に取り入れました。コガネムシは自分の卵の入った糞の玉を転がし続け、幼虫はこの卵から孵化します。
この糞を転がす様子は、太陽が昇って沈むまでの天を巡るのに似ているといわれ、まるで太陽を転がしているようだと、たとえられました。
地中から出てきて地中に返るところも、日の出と日の入りの様子に類似し、それはあたかも死と再生を象徴しているようだとされたようです。』
『このスカラベはヒエログリフではケペルといい、ファラオの名に多くつけられているようです。見た目の姿からは想像のできない象徴ですが、太陽を模し、死からの復活とは、まるでイエス・キリストのような意味があるのですね。キリスト生誕よりもずっと古い古代エジプトでも、不死につながる死と再生は永遠のテーマだったのでしょう。』
死と再生のメッセージ、そしてキリスト。
ちょうど、聖母マリアの古いモノクロ映画を観たばかりの私には、とてもタイムリーなメッセージでした。
「今日のこがねむしはすごく優しいエネルギーでちょっと疲れてる感じで、なんだかさっちゃんのお父さんが、さちこよろしくなって言いに来てくれた気がしたの!」
そして一枚の写真を送ってくれました。
「さっちゃん‼︎ いまね 目の前に 一枚の写真が パラパラっておちてきたの‼︎
びっくりしてひっくり返したらさ‼︎ ウユニ塩湖の初日の出の時だったんだ‼︎
これは さっちゃんにおくらなくちゃいけないやつだと思って」
父があの時立っていた入口の、ユウニ塩湖のような場所。
しかも初日の出。マヤ暦の新年である、命日の7月26日。
父のあちらでの生活が、きっといいスタートを切れたのだと思いました。
数日後に日本を発つ、神秘のタイミングで電話をくれたYちゃん。
ありがとうミラクルガール。良い旅をね♡
私の世界 4.天使たち で載せた絵は、こちらの下絵でした☆