ずいぶん前のことなのですが、くよくよしていた時に夫から言われた「ひとこと」にハッとしたことがありました。
その時は確か台風の影響で困っている友達がいて、手伝いに行ってあげたい気持ちはあったのですが、私は私で低気圧で体調が悪すぎて身動きが取れなかったのです。
そんな中サッと動いて行ってあげてる人もいたので、なんだか自分が不甲斐なさすぎて落ち込んでしまったのでした。
その時、夫から言われた言葉とは...
「それはさ、さっちゃん。自分のことをできると思いすぎてるよ」
「そこまで出来た人間じゃ〜ないんだから、そういうことできなくて当然だって😊
台風でダウンしちゃうのがさっちゃんの実力なんだから、その設定を受け入れなよ。
それを、自分はすごく親切で行動力も体力もあると勘違いするからギャップに落ち込むんだよ〜。
まぁ俺なんて手伝いに行こうとも思わないから、その発想があるだけ俺よりリッパだよ。えらいよ。元気出して😊」
これを言われて、確かにその通りだと思ったのでした。笑
くよくよするのって、自分は「もっといいものだ」と思い込んでる時に起こるのかもしれないですね。
もっと優しくて、もっと強くて
もっと確かで、もっと気が使える
もっと上手く立ち回れて、もっと上手に言葉を選べる
もっと気の利いたことが言えて、もっと健康で
自分をそんな人だと思っているから、不甲斐なくてくよくよしてしまう...。
ちなみに夫はただ私を低く評価しているということではなく「困っている友達に料理を作ったり家事を手伝うことはできてるじゃん」と言ってくれたんですね。
夫は消防団に入っているので台風の被害の手伝いをさんざんしているからこそ、「いやキミが戦力になれるわけないじゃんw」って思ったそうです。笑
やっぱり体が動かないことって、やらなくていいことなんだな〜と思いますね。
どうして出来なかったんだろう、どうして動けなかったんだろうってくよくよする時は、
ある意味「自分の実力(特性)ではやらなくていいことだったから」と思えば気持ちも切り替えられるかもしれません。
そういえば、友人に徳の高い男性がいるんですけど、地元の消防団に勧誘された時に
「僕に消せますかねぇ」
のひとことで勧誘をかわしたらしいです。さすが己を知ってる人の言葉だなぁと思ったのでした。
気持ちを寄せることしかできない時ってありますね。
だけど助けてもらう側に立つと、何もしてもらえなくても その気持ちだけで心が温まることもたくさんあります。
むしろ今はコロナで身動きが取りにくいからこそ、気持ちを寄せ合うことに意味があるのでしょうね。
今日は姉の誕生日ですがコロナでもう1年以上会えていないので、会ってお祝いできない分、色々詰め合わせて送りました。
早く会える日が来てほしいなぁ。
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