謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

元気の取り戻し方

 

 

今、方向転換を余儀なくされている方、新しい流れに戸惑っている方

 

体調を崩したり、誰かと比較して落ち込んだり、

 

「どうせ愛されてない」なんて、どうにも孤独を抱えてしまう方

 

お金のことで不安がいっぱいで、だけど現実的にどうしたらいいかわからない方へ

 

 

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いつだかの冬にも記事にしたことがありますが、まだ「神」という概念を持つ前の古代日本人は、それらを「タマ」と捉えていました。

 

「タマ」は「神」と違って増えたり減ったりする流動的なもので、何にも属せず、神のように特定の性格すら持ちませんでした。

 

だけど確実にそこに在るもの。

 

「タマ」に関して民俗学歴史学の中にはいくつかの解釈があるので、これはその中の一つに過ぎませんが

 

冬は自分を取り巻く「タマ」が空中に分散してしまうため、古代日本人はこもって、それを自分のところへ付け直す儀式をしていたそうです。

 

簡単に言うと自分のエネルギーや陽の気(タマ)が、冬場は自分から離れやすいということ。

 

そうなると自分軸がブレたり、自信を持てなくなったり、免疫力まで低下したりするらしいのです。

 

「鎮魂」という言葉は、古代では亡くなった魂だけではなく、生きている人の分散している「タマ」を自分の中へ鎮めるという意味も持ちました。

 

自分の中へ鎮める、または増やす。「ふゆ」は「ふゆる(増やす)」が語源です。

 

つまり冬とは、エネルギーを取り戻す時間のこと。

 

裏返すと、冬はエネルギーが減少する時間なのです。

 

だから、もしも今コンディションが良くなかったり、不安になりやすかったり、精神的にパッとしないのなら、当然なのです。あなたのせいではありません。

 

 

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そして肝心のタマを自分に鎮める方法ですが、古代の儀式については未だに謎も多く、「フリタマ」「タマフリ」「タマシズメ」などなど研究者によって解釈も違ったりします。

 

舞とか神輿を担ぐこともタマを鎮める(増やす)ことらしいのですが、共通しているのは

 

ハラ(丹田を揺らすこと。

 

これだけでいいんです。 

 

こちらの動画は一番シンプルで簡潔だったのでシェアさせていただきます

 

ホームで電車待ってる間とか、野菜が煮えるまでの時間とか、やってみてくださいね♪本当に丹田のところがぽっと温かくなります。

 

これで少し「強気」が戻ってくると思いますよ。

 

あなたは大丈夫です。

 

 

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