大きなイルカが出た日。
京都へ行く数日前、親戚が大往生で亡くなったことを母から聞きました。
ちょっと遠縁の方なので私は祖母や父の法事などでしかお会いすることはなかったのですが、お歳よりも若く凛として見える佇まいが素敵だなぁと思ったものです。
母は昔からおつきあいがあったらしいのですが、その方の訃報を知ったのは息子さんからの喪中ハガキでした。
そこには「春に亡くなった」と書かれていたので、もうずいぶん前なわけです。
何も知らされてなかったことに驚いた母は別の親戚に電話して確認してみると、少しややこしい事情により家族だけで見送ったということでした。
「その流れを踏まえて、私はどう弔えばいいのかな?」と母。
お香典を送るとお返しで気を使わせるし、ちょっとしたお菓子でも送るのか。
でも受け取るの息子さんなのよね。。う〜ん。。と悩んでいる母に私は、
「ややこしい事情を踏まえるなら、ちょっとした祭壇を作って、お花とお線香と水とお菓子をお供えしてあげたら十分だよ。チーンて鳴らしてね。
きちんと対話してお別れするなら、同じ和菓子を用意して、〇〇さんと一緒に食べるつもりで食べてさ、色々思い出してあげて」
とアドバイスしました。
儀式をしてケジメをつけるって、とても大事なこと。
もちろん、お相手にもきちんと通じます。
「うん。わかった、やってみる」
と言った母から、次の日さっそく祭壇の写真が送られてきました。
よかった。〇〇さんも喜んでそう。
それから数日後、京都のお土産を渡しに母に会うと、どうやらあのまま祭壇を残して毎朝父や祖母にお参りした流れで〇〇さんにもお線香をあげていたようです。
「なんだか朝の日課が増えたみたいでいい感じだったんだけどね、
サチコが京都行った日だったかな、朝お仏壇の部屋に行ってお線香あげようとしたら、ロウソクが忽然と消えてるの!!」
10cmくらいの長さのロウソクが、丸ごとなくなっていたそうです。
母はひとり暮らしだし半端じゃなく防災意識が高いので、火にまつわるものの取り扱いには神経質なんです。
前の日にはお酒も飲んでいないから、酔っ払ってなんかしたわけでもないと。
「ぎゃーどうして〜!!って思ってたらちょうど(私の姉)から電話が来てね。
今あーでこーで、ロウソクが消えてるの!!って説明したら、
え!火の用心って言ってんのかな?!って言われて、ええ?!そうなの?!ってますますワケがわからなくなって...」
姉よw
そりゃ火の用心な季節になってきたけどもw
私は〇〇さんからのリアクションだと思いました。
ありがとう、伝わってるよ、という気持ち。
だから母に「多分もう祭壇は片付けて平気だよ」と伝えたのですが、
「ん〜〜、でも年内はそのままにしておく!」とのこと。
最近では、仏壇のある部屋の前を通りがかる時は一度通り過ぎたふりしてバッ!と部屋を覗いてみたりしているらしいです。笑
「誰か何かしてるんじゃないかと思ってフェイントかけてる」だって笑
私が京都へ行ってる間に、もうひとつ不思議なことが起きていました。
まず、私が一泊不在になることで息子が少し体調を崩したんです。
(メンタルですねw12歳だけどまだまだかわいいな)
それで夫が仕事を調整してなるべく家にいてくれたのですが、ありがたいことに義母も都合つけて来てくれて。
そんな3人で昼間ゆっくり過ごしてから、それぞれ別々の部屋で昼寝したらしいのです。
夫は夫の部屋で、息子は息子の部屋で、義母はこたつルームで。
みんな結構がっつり眠って、徐々に日が暮れてきた頃。
「そろそろ起きた方がいいですよ〜」
って、ニコニコした私が義母に手を差し伸べて起こしたらしいのです。
一方その頃 京都では、私はホテルにチェックインしてた頃かな〜
いや、これね、実はよくあることなんです。
私が登場したのは初めてなんですけど、私が家にひとりの時、こたつで昼寝していると時々夫が起こしてくれるんです。起きるとまあ、いないんだけど。
なんか...そういうのがもう普通で...誰も驚かないという...w
私がおかしいのか家がおかしいのか、こたつがおかしいのか。
もしかしたら、物質の概念を超えて暮らしているのかもしれません。
そういえば私が夢に出てきたとすごく色々な方から言われるのもそういうことかな?
実際にお会いしたことがない方からも言われるんですよね。
しかも、だいたいUFOとセットだったりするらしく。
私が夢に出てきて「私ね、宇宙人なんですよ」って言われたケースまでw
う〜ん、あちこちお邪魔させていただいています!
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