魂がここにやってきた理由、果たしたい使命についてのお話です。
高い志で地球へやってきた魂が一番初めにすることは、その目的を忘れること。
すべての記憶の消去です。
とても高い志で決めたプランは、魂の成長のために「真逆」を体験する環境や設定になっているため、孤独感や無力感を味わいながら幼少期を過ごす方も多いと思います。
その混沌の中できらりと懐かしいものに触れた時、
「これが好きだな」
と、一瞬、魂の故郷を感じることもあるでしょう。
中には子供の頃から才能が爆発して使命を発揮している方もいますが、ほとんどの方がある程度の魂の成熟を待ってからその種を開花させていきます。
安定した土台がないと、根を張ることができないからです。
あらゆる「真逆」を体験して大人になり、魂が成熟してくると「魂の自我の目覚め」が起こり、これまでの悲しみと怒りの解放が始まります。
一見、親に対する怒りだったり、理由なき怒りに見えますが、本当は自分への怒り。
これまでどれだけ自分をひどく扱ってきたか、どれだけ声を無視してきたか。
とは言え、それらは安全に魂が成熟していくためには避けて通れない過程だったので、この時期はただひたすら「出す」しかありません。
その後、強烈な人間関係の強制整理が起きたり「ホーム」だと思っていた場所から離れていくこともあるでしょう。
距離が近づきすぎた関係性も一度離され、その後も必要な縁なら程よい距離のおつきあいが始まります。
この頃になると魂のウェイクアップコールである「1111」や「2222」などのゾロ目がやたらと目に入ってきます。
スマホをつけると表示される時間が12:12だったり、さらに充電が12%だったりと、数字の連鎖も。
鏡文字になっていることも多いと思います。
特によく目にする数字の組み合わせが気になり始め、エンジェルナンバーの存在を知ったりするかもしれません。
何度かの試練や揺さぶりやお試しを経ても、すぐ使命に辿り着けるわけではありませんが、「魂の目覚めへの道を歩いてる」という実感はそろそろ出てくると思います。
ここで使命についてですが、頑張って頑張ってしがみついて掴んだものは使命ではありません。
不思議な流れで導かれたものだったり、最初からどこかでやり方を知っているようなもの。
「これが私の使命なんだわ!」とキラキラした気持ちになったりテンションが上がるものはおそらく使命とはちょっと違っていて...
「そうか、これが使命なんだな」と、意識が静かにグラウンディングして、その事実をそっと受け止め、真摯な気持ちになるもの。
ちなみにあなたの気が重くなるものも使命ではありません。
気が重くなるのは課題だったり、運気を上げるためのワークのようなもの。
魂の才能を生かすには、自分の中から湧き出る創造性にとにかく忠実になることなのです。
一般的に正しいやり方や教わったやり方の中で、自分なりのやり方が出てくることってありますよね。
それを無視せず、大切に育ててみてください。
何かひとつのものと向き合った時、習ったことの「先」に出てくるもの。
それはあなたと「向き合っているもの」の対話です。
「向き合っているもの」が、学校では教えてくれないことを教えてくれるのです。
魂の目覚めに入っているなら、対話をする相手は人間じゃなくなります。
見えない存在はもちろん、目の前の道具やモノ達からいろいろ教えてもらってみてください。
私はタロットにタロットのやり方を教わりました。
なのでシャッフルの仕方や引き方なども独特だと思います。笑
「自分の創造性に忠実に生きて初めて本物になれる。それこそが王道だ」
ダヴィンチ・タロットの中に出てくる大好きなフレーズです。
今日も素敵な一日を。