フルバージョン公開されました。
たくさんご感想いただいて嬉しい限りです。
前の記事に貼ったショートバージョンはフル公開により削除されましたので、貼り替えておきました!
シェア数が多かったので(ありがとうございます)せっかく貼ったのに動画見れなかった方は大変失礼いたしました。
このMVは、ここ10年の間に描いた絵がたくさん飛び出します。
すごい技術ですよね!映像制作の方に説明していただいて仕組みはわかったんですけど、わからない、みたいな。笑
本当にすごいです。
これまで、見えないものや形のないものを信じてただ進んでいたので、時には自分が不甲斐なく思えたり、人と比べてしまったり、焦ることもありました。
それでも信じて進むしかなかったので、他に選択肢はなかったんですけど。
光を感じたから進んでこれたのか、無心に進んだから光が現れたのか
3年前くらいに、小さな絵をいくつか描いた日があったんですが、その日に出てきた絵はどれも「私じゃない」感じで、なんでこういう絵を描いたのか不思議だったんです。
それがどれも「RINNE」の中でキーとなる絵になりました。
一枚、帽子の人と白い犬がボートに乗ってる絵があるんですけど、どう見てもモンちゃんなんですよね。その絵もその日に描いたものです。
手元に原画もデータもないので、ぜひMVで探してみてください♪
今これだけの量を描いてって頼まれても、短期間では描ききれません。
だから前もって10年前から少しずつ準備してたのでしょう。
制作途中で「背景となる抽象画がもう少し欲しいです」と言われて描き始めた時、
いや待てよ.. そういうの、ある!!
引っ張り出してきたのは専門学校の卒業制作。
カラフルで抽象的な木版画をたくさん作ったんです。
担任からのパワハラとセクハラで教室に入れてもらえず、見兼ねた恩師が喫煙室で一緒に刷ってくれた思い出の品w
そんなものまで登場するとは、一体いつから準備していたのかもうわからないですね。
だって、担任がそういうことをしてこなかったら、絶対木版画は選ばなかったから。
恩師が木版画イラストレーターなので、時間があんまりないから木版画やれ!それなら手伝えるから!という流れでやることになった記憶が。
そうなるともう担任にも感謝の大団円じゃないですか。
モンちゃんの感性と歌声はやっぱり素晴らしい。
無粋に紙切れを渡したりしなくて本当に良かった。笑
私が「いいな」と感じる絵って、描いた人がその世界の中で泳いでるんですね。
平面に入り込むことは、もちろん物理的に無理です。
でも魂やエネルギーがキャンバスに融合すると、
中で泳ぐことができるのです。
このRINNEのMVは、すべての絵の中で本当に泳いでいるみたいで、 感じている世界が具現化された奇跡を感じます。
それに、本当に輪廻の中にいるみたい。
ヤギとオオカミとして出会った時代、双子の子供として生きた時代、愛犬と飼い主として湖のボートに浮かんでた時代、
ようやく男女として愛し合えた時代。
でもそれすらも旅の途中。
一見愛じゃないものは、愛へと続く道しるべとしての愛だったり。
愛の形を学びながら、全てが愛であることを知っていく旅。
愛を知るために生まれてきた。