三方よし(売り手も買い手も満足して、社会貢献にもなる)というのは商売人の心得として有名ですが、最近は仕事や何かをする時には「五方よし」を心掛けています。
①私も②相手も喜んで、③なるべく社会貢献にもなって、④上の方々(見えない存在)もOKを出してくれた上に、⑤自分の体が動くこと。
いくら良いと思うことでも、最終的には自分の体が動かないことはできません。
頭では行動したいのに、体が重い、気が進まない。
体はちゃんとわかっているので、自分の本当の心に耳を傾けていない時は「なぜか動けない」ということが起こります。
自分のために動かないでくれるんですね。
自分の感覚を大切にして生き始めると、残念ながら少し常識と外れることもありますが、この世はそういう世界に変わり始めています。
これまでの常識は、ここまでの長い歴史の中で積み重ねてきた世界に合ったものだったので、世界が変わり始めたからフィットしなくなってきてるのですが...
そのことを体だけは知ってるんです。
本当に不思議。
私たちの顕在意識では全く感知してないことを、体だけは知っている。
だから、誰にとっても素晴らしいことでも、最終的に「体様」がOKを出さないなら、きっと何か違うんでしょうね。
すべてはエネルギーなので、「ルール」もエネルギーなんです。
ルールというエネルギーの中に生きている以上、違反したものはいくら「素晴らしいと思うもの」でも運気は下がっていきます。
この場合は③の「社会にとっていいこと」 も×になりますが、
④の「上の方々のOKが出ない」ということにもなります。
もしも「五方よし」じゃないのに続けていることがあるのなら、五方よしになるように変えていくと運気は上がっていくはずです。
自分の体を大切にしていきましょう♡
さて、着物のコーディネートも「五方よし」が当てはまります。
すべてが活きた時、「可愛い!!」が降臨するんです。
ピカーッと本当に輝くんですよ。
すべてが活かされる組み合わせが、必ず存在します。
似合う着物と似合わない着物がありますが、たとえ似合わなくても帯や半襟などでどうにか「似合う」まで持っていくことはできます。
だけど似合う着物にぴったりな帯が来ると、着物も帯もお顔も、何倍も素敵に見えるんです。
似合う着物を見分けるコツとして、お顔のトーンが明るく見えること、お顔が若々しく見えることがありますが、着物と帯の関係にも同じことが言えます。
この着物にこの帯が来ると、なんだか着物のトーンが暗くなった。
この着物にこの帯が来ると、地味だと思ってた着物が華やかに見える。
相殺し合っていると、どちらも地味になります。
その結果、お顔まで老けて見えるんです。
似合う着物にぴったりな帯を、さらにドラマティックにしてくれるのが差し色となる帯揚げと帯締め。
無難にしちゃ、せっかくのコーデが台無しです。ここはとびきりドラマティックな色をチョイスしてください。
「絶対に合いそうな色」と「絶対に合わなそうな色」を二つ選んで比べてみてください。
絶対に合わなそうな色を置いたとき、きっと驚くと思います。
とても粋だったり、おしゃれになることの方が多いんですよ♡
すべてが活きた時、「可愛い!!」が降臨するんです。
大切なことなので二度言いました。
女性は花。すべての花が美しい。