秋田は、暴風雪でした。笑
暴風雪の中で一枚写真を撮りたかったのですが、なぜか外へ出ると止んでしまうので、室内からしか撮れませんでした。(謎
まず午前中に親友との仕事を終えたところで、彼女の旦那さんが現れました。
仕事中なのかスーツ姿です。
「今日、仕事が休みになった。」
「はっ!?」
営業車が壊れたので代車を用意してもらったら、ワイパーが壊れたと。
この暴風雪にワイパー故障は運転不可能を意味しています。
「だから仕事、休みになった。」
震災でも仕事が休みにならなかったという、とにかく何があっても休みにはしない会社が、あっさり平日に「休め」だなんて前代未聞らしく、
「車壊したのサチの念でしょw」
なんて疑惑をかけられましたw
でも本当にそうかもしれません。。この一件のおかげで旦那氏に協力してもらえたので、今回すべてのミッションを無事に完遂することができたのです。
最後に温泉まで連れて行ってもらい、すっかりパワー充電できました。
本当にありがとう!
でも私、「旦那は忙しいから少ししか会えないかもね〜」という親友の言葉を完全に聞き流しており、旦那氏も一緒にお酒飲んだり、一緒に温泉に行くビジョンを脳内で見てたんですよね。
想像したから叶ったのか、はたまた予知のビジョンだったのか。
まあニワトリかタマゴか、ですねw
さて、一度ここで旦那氏と別れ、親友とふたり聖母マリアの教会へ。
雪の山道をしばらく走り、ついに到着。
一面、雪。
その中に、お寺のような大きな日本建築が。
とても凝った作りの建物で、和風なのに葡萄の模様が施されていたり、教会らしく屋根には十字架が輝いていました。
カトリックの宮大工さん達が建てたそうです。
まず中に入ると、シスターの方がひとりと、信者さんらしきおばあさんがひとり。
マリア様を参拝させてもらえるか尋ねると、快く中へと案内してくださいました。
ひんやりした木造の教会は、和室の大広間がミサを行う部屋になっていて、普通の教会のように横長の座席がいくつも並んでいました。
天井が高くモダンな感じで、一番前で存在感を放っているのはもちろんキリスト像。
例の「涙を流すマリア」は別室に祀られているらしく、大広間をちらっと見せていただくと、その別室へと向かいました。
廊下を歩きながら、東京から来たこと、去年夢枕に立って涙を流されたことなどをシスターに話すと...
「今日は一年に一度の、特別な御ミサの日なのです。
あなた、呼ばれたのかもしれないですね。」
思わず親友と顔を見合わせました。
一年に一度の時に来れたのはやはり、お導きなのでしょうか。
弁天様の時のことも思い出しました。
部屋のドアが開くと、4畳ほどの広さの部屋の正面に、夢で見たマリア像が両手を広げた姿で佇んでいました。
見た瞬間、なんだか胸がいっぱいになり、思わず泣きそうに。
親友は外で待ってると言ってくれたので、私はしばらくの間マリアと向き合いました。
エネルギー強かったです。包み込むと言うより、ピリッとした空気感。
湯気が動いているようなエネルギーが肉眼で見えました。
しばらく交信していたのですが、どうしてもどうしても気になることが。
マリアと同じ職人さんが彫ったであろう、斜め後ろにいる木像の男性が、
正確に言うと男性のエネルギーが、
ものすごくテンション高いのです!
(写真はネットより拝借)
リスペクトを込めて言いますが、もう、なんていうか、
ウッキウキしているのです。
とにかく嬉しそうだし、もしも彼がしゃべり始めたら多分止まらないであろう勢い。
喜び。有頂天。あたたかさ。
なんだか本当に嬉しそうで、意図までは汲み取れませんでしたが、見ているこちらまで嬉しくなってしまいました。
説明書きを読むと、この方は「ヨゼフ」と書かれていました。
ヨゼフはキリストの養父です。
聖母マリアは処女受胎でキリストを授かったので、夫であるヨゼフはそれを受け入れ養父となったと、あとでネットで調べて知りました。
(聖書の知識、全然ないのです、すみません。)
ヨゼフ、ものすごく懐の大きな人なんですね。
しかも大工だったと知り、なんだか宮大工が建てたこの教会と、さらにしっくり馴染むように感じました。
マリアとヨゼフにお礼を言い、待っている親友のところへ。
私を見るなり親友は、
「ねえ、いたでしょ??男の人の像!
あれさ、マリア様と一緒にいるの、今だけなんだって!」
と言ってきました。
本当はヨゼフは別館に祀られているらしいのですが、その別館へ行く道が雪で埋まってしまうため、今の時期だけマリアと同じ部屋に祀るのだそうです。
ああ、だからあんなに嬉しそうだったのか!!
本当にマリアが好きなんでしょうね。
その後も仕事の予定を詰め込んでいたので「一年に一度の特別な御ミサ」には出られなかったのですが、 今日がそんな日だったと知れたことで、もう十分でした。
教会の出口に「ご自由にお持ちください」と古い食器などが並んでいたので物色すると、レア物と思われるコップが2セットあったので、ありがたくいただいて帰りました。
たあ坊w
そんなこんなで秋田の旅はおしまいです。
帰りのバスで夜中トイレ休憩に降り、またバスに乗って寝ようとしたところ、まわりの席の人が全員韓国語を喋っていました。
韓国人たくさん乗ってたんだなぁ...
こんなに乗客いたっけ...
なんか...座席の寝心地が違うような...
いやいやいやこれ違うわ、違うバスだわ!
と気づき、慌てて自分のバスに戻りましたw
寝ぼけたまま乗っていたら、私はどこで目覚めたのでしょうねw
そういえば、マリアと向き合っていた時に言われたことのひとつが
「目覚めなさい。」
でした。
まだまだ私の旅は続きそうです。