これから羽のように軽やかに進んで行くためには、ひとつひとつの物事を自分にとって「重い」か「軽い」かを見極めることが必要なのですが
「重さの中身」を知ることも大事になってきます。
裏側の、影に潜んでいるものの正体。
そもそもなぜ「重い」のかというと、自分以外のものを持っているから。
本来自分のものではない荷物。価値観や思い込み。
その価値観は誰に植えられたものでしょうか?
その責任は本当にあなたのものでしょうか。
それをやらなきゃいけないと思うのは、誰に悪いと思っているからですか?
今、ここで荷物を下ろす勇気を問われているのかもしれません。
自分のものではない荷物を持ってしまう根本には、罪悪感や居心地の悪さがあるかもしれません。
罪悪感は、あなたに他人の荷物まで奪うように指令を出します。
そう、自分のものじゃない荷物を持つことは美徳ではなく強奪なのです。
責任感が強いことが美徳とされていたのは、ついこの前であり、遙か過去の話。
努力・我慢・根性がないと物事を達成できなかった時代はもう、エネルギー的には白亜紀くらい彼方の話になっているのです。
例えばこの40年間を区切って見ても、社会はインターネットやスマホなど驚くべき進化を遂げていますが、エネルギーの世界の変化も本当に著しく変わっているのです。
過去は、あのやり方で良かったのです。
我慢や忍耐、自己犠牲の上に成り立つ調和。
現在の「個の時代」を迎える前には、全体を調和で平らにする必要があったのでしょう。
それがたとえ自己犠牲や同調圧力による調和だったとしても。
一度「調和」というものを体験しないと、「本当の調和」を知ることはできなかったのかもしれません。
では「本当の調和」とは何かというと、ひとりひとりが自分の荷物だけを持つことです。
ゼロポイントにいる、ということ。
魂の目覚めに段階があるように、癒しにも段階があります。
段階とは、何度も言いますが優劣のことではないのですが
たくさんの宿題を抱え、未消化の感情に全く気づいていない段階の人に「ありのままでいいんだよ」と言っても伝わらないもの。
だけどこのブログを読んでくださってる皆さんは、かなりご自分と向き合って、いろいろなものを乗り越えてきているはずです。
日々、自分の疑いを消すことやネガティブをリリースすることもやってらっしゃると思います。
だから伝わると思って書きますが、ゼロポイントにいて、他人の荷物を持たない軽やかな状態とは、
「何もしなくていい」
と思える境地です。
呼吸して、ニコニコしていれば十分だと思える境地は、まさにイルカ。
こちらの動画、イルカがただ泳いでる動画なんですが、映像のエネルギーがイルカそのものなんですよね。
料理で例えると、混じりっけなしで素材だけの味みたいな。
多分撮影者さんがちゃんと同じエネルギーに同調しているからイルカ達もリラックスしているのでしょうね。
この状態こそが、他人の荷物を持っていない姿です。
何かをしなければならないという思い込みも、我慢して引き受ける重荷も、自分を責める罪悪感も、何もない状態です。
もはや自己実現という強迫観念すら持っていません。
何かを成し遂げなきゃ、夢を叶えなきゃ、一本立ちしなきゃ、自立しなきゃ...。
しなくていいんです。
成し遂げなくていいし、夢を叶えなくていいし、一本立ちしなくていいし、自立しなくていいんです。
何もしなくて大丈夫なのだとまずは安心してください。
そして楽になって気持ちが軽〜くなってから、「何をしたいか」を見つけましょう。
のんびりお茶でも飲みながら🍵 🍡
↓私の代わりにお文具さんがホットチョコレートを作ってくれます。
お抹茶が飲みたい方はこちらを。
「何もしなくていい」については、また書きますね。
今日も気楽にお過ごしください♪