以前こんな記事を書いたのですが...
あ、怖い話が苦手な方は読まないでくださいね!
怖さレベル★4つなので。笑
去年だったか一昨年だったか、二度目の浄霊をした時のこと。
これは全然怖い話ではありません。
事の発端は義母からの言葉。
「最近ずっとおばあちゃんの気配がしたり呼ばれたりして、何だか疲労する」
義母もサイキックな人なので、近所で不幸があるとその他界した人が玄関先に来てしまうことが何度となくあるんです。
夫のおばあちゃんは数年前に他界しているのですが、こんなに何年も経ってるのに成仏していないと義母が言いました。
確かに、義実家に劇団の方々をお招きして公演していただいた時に、廊下から楽しそうに様子を見ているおばあちゃんを私も目撃しています。
その雰囲気は全然悪い感じがしなかったのですが、最近ちょっとおかしいと義母が言うのでタロットで見てみると...
確かに行き場を見失ったおばあちゃんが、義母にすがっているのが読み取れました。
可愛くて優しかったおばあちゃんが困っているのは私もつらいので、どうしたらいいかをまた占って調べてみました。
どうやらお寺や霊媒師にお願いしなくても、家族の力で解決できそうです。
その日、私たちはおばあちゃんの部屋をきれいに片付けて花を飾り、家族みんな集まって、おばあちゃんと一緒におまんじゅうを食べる儀式をしました。
みんなが集まる前におばあちゃんの部屋の波動を整えていると、目を閉じた私の目の前に、大きな岩と豊かな湧き水が現れました。
おばあちゃんは、そんな光景がぴったりな名前の人。
旅立つゲートは、完全に繋がったようでした。
私たちはおばあちゃんの大好きだった酒饅頭を食べ、お茶を飲みながら和やかな時を過ごしました。
しばらくすると、よそゆきにおめかしをしたおばあちゃんが見えました。
マゼンタ色のジャケットとスーツに、クラシカルな帽子。
とても嬉しそうに、旅立って行きました。
私の祖母も晩年、部屋の隅を見上げては「滝」を見ていました。
「きれいな滝ね。お坊さんもいるね」
私も少しその光景が見えたのですが、やはり岩場の湧き水や滝はあちら側の入口なのでしょうか。
不思議ですね。でも全然怖くない景色なんです。
琵琶法師が似合いそうな、日本画のような、どこか懐かしい世界。
おばあちゃんがきちんと旅立ったことは義母もよくわかったようで、ホッとしていました。
「そこにあるおばあちゃんの貴金属、好きなの持って行っていいからね。親戚に形見分けしちゃったから、もうあんまりいいものはないと思うけど...」
と義母が言うと夫があれこれ物色を始め「売れるかな」なんて言いながらピックアップしていたのですが(おい)
私は素朴で小さなプラスチックケースが気になったので開けてみると、そこには大きなダイヤの一粒ネックレスが入っていました。
ケースが素朴すぎて、親戚の方たちは気づかなかったのでしょうか。
これは...
今回のギャラだ!!(おい)
いえ、本当におばあちゃんからのお礼だと感じたので、ありがたく頂戴しました。
あちら側の人と関わっていると、時々こんな風に物質界で贈り物をいただきます。
人は魂になっても、というか、魂の方が義理堅いかもしれません。
ネックレスは、今でも最強にあたたかい私のお守りです。