過敏でややこしい体質の私がこうして無事に生きていられるのは、治療家の夫の日々の治療のおかげです。
出会ったばかりの頃、二十歳そこそこの夫はまだ色々なことを習得中だったので、当たり前だけど今みたいになんでも治せる感じではありませんでした。
ある日、私が熱を出して昼間から寝込んでいると夢に夫(当時は彼)が出てきました。
治療してくれようとするのですが、悔しそうな表情を浮かべて、
「ダメだ。今の俺には治せないから、ちょっと呼んでくる」
と言って部屋から出て行き、体格がしっかりした未来の夫自身を連れてきたのです。
「もう大丈夫だからね〜」
と、少しおじさんになった未来の夫は治療を始めてくれたのですが、これがまた何をされてるのか全然わからない。
わからないのに私の意識は不思議な変性意識に入ったようになり、頭の中に歌が響いていました。
目が醒めると汗で全身びっしょり。すっかり熱が下がっていました。
あの時の夢に出てきた未来の夫と同じ姿になった夫は今、夢でしてくれたような施術をしています。
一昨日、右の肩甲骨あたりが痛すぎて治療してもらった時に、
「ん〜、なんか20代の頃の男友達、誰だろうこれ?」
と言われました。なんとなく浮かんだ名前を言ったら「そうだ、その人だ」と言って何やら施し、またしばらくすると
「30代の女友達で浮かぶ人は?」
最初に言った名前は違っていて、ふと浮かんだ名前を言ったら「それだ」と言い、また何やら施されました。
その度に体は楽になっていくので、「その人の念とかそういうこと?」って聞いたら、違うと。
で、今度は高校時代の女友達と言われ、名前を挙げるとビンゴ。
随分体が楽になりました。
3人に共通して言えるのは、特に深い縁でもなく、お互いに何か強い想いを持っていたわけではないのですごく不思議で。
ほら、色々あった人ならちょっとわかるじゃないですか。笑
「これは一体どういうことなの???」と聞くと、
「すごく簡単に言うと、さっちゃんの肩から、それぞれ当時のその人を治療してた」
その結果、私の肩が楽になったと。
当時のその人たちも楽になったはずだと。
つまり私の肩甲骨が「タイムフープ」みたいになっていて、そこに「とりもち」を突っ込んで当時のその人の不定愁訴をとった、と言うことなのか。
で、その結果、関係ない右胸あたりがなんだかものっすごい軽くなったんです。
「右胸にいた人数が減った!」という感覚。
右胸にたくさんの人の情報が詰まっているなんて思ったことなかったのに、それが減ったら、そこにあったことに気づいたというか。
45人いたのが5人くらいに減った感じでした。
人の体には膨大な情報がレイヤーのように多次元的に関わりあっていて、時間も距離も自分の思考すら関係なく存在しているようです。
そういえば前にそんな絵を描いてました。
目に見えてる肉体は本当の「体」の一部。そして宇宙は体の中にある。
これはつまり、あれですよ。
自分の体を癒した時に、知らず知らずどこかの時代の誰かを一緒に癒している可能性があるということ。
それも、自分の体を通して。
自分を救うと世界が救われるって、こういうことだったんですね。
ぜひ、自分の体を全力で癒してあげてくださいね〜!
そして癒し手の方は、物理的に目に見えてる以上の人数を癒しているということですよ。
また、そういうお仕事の方に限った話でもなく、困っている人の話を聞いてあげたり、子供の背中をトントンしてあげてるだけで、目に見えてる以上の莫大な人数が救われてるかもしれないわけです。
スーパーのレジのお姉さんがバーコード打ってることが、時空を超えて特定の時代の誰かの治療になってるかもしれないし、
歩いているだけであなたの足の裏の刺激から肩こりが治る人もいるかもしれない。
嬉しくも悲しくも、自分の体には膨大な人が入り組んで関わっているという可能性。
すべての鍵は、自分の体。
世界は自分であり、自分とは宇宙である。
書きたいことはまだまだあるけど、今日はこのへんで。
ありがとうございました。