一年の終わりに、自分の中に残っているネガティブなものを書き換えてみましょう。
これは治療家の夫に教えてもらったやり方なんですが、今年あった嫌なことに限らず、昔の古い嫌な思い出にも有効です。
思い出すと苦しくなるような、嫌だったこと、悲しかったこと
その景色に紫色と黄色のお花を重ねてイメージしてください。
実際にやってみてもらえばわかると思うんですけど、確実に「ワンクッション」が生まれます。ふっと、楽になります。
嫌だった出来事と自分の間に一枚のバリアができたことで、意味合いが書き換わるんです。記憶の上にただ花をイメージするだけで。
最近読み直している児童書に出てきたエピソードなんですが
植物って、地球の初めの頃はシダ植物ばかりだったのですが、昆虫たちに食べられたりかじられたりしながら、どうしたら自分たちを食い尽くされずに、昆虫たちも飢えることなく共存できるだろうかと考えた結果「花」というものを生み出した、という説があるそうです。
だから花を見て心が安らぐのは、花は植物たちの「大いなる愛」そのものだからなのかもしれません。
本来なら必要なかった「花」。
自己犠牲ではなく、他者を受け入れ共存するために生み出された形。
だから花は美しいんですね。
そんな優しい花での上書き。
これは記憶に限らず、人と会う時のバリアにもいいかもしれません。
自分に花をまとうもよし、相手を花で包むもよし。イメージでね。
なんだかいい香りがしてきそう。
2017年もあと少し!
記憶の書き換えをして、クリアな気持ちで新年をお迎えください。
今年もブログにお越しいただき、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。