謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

天使 その1 ラファエル

2〜3年前からぞろ目を毎日たくさん見るようになり、調べてみたら「エンジェルナンバー」という天使のメッセージだと知りました。

知れば知る程おもしろく、エンジェルナンバーを提唱している天使の第一人者、ドリーン・バーチューさんの本を何冊も読みました。

amazonでバーチューさんの本を探すと、どの表紙も素敵な天使の絵が描かれていて、思わずジャケ買いしそうになります。)

 

天使にもいろんな方がいて、それぞれ守護している分野があったりするのらしいのですが、今回は大天使ラファエルについて書いてみようと思います。

 

ラファエルは健康を守護する天使だと言われていて、肉体的な痛みを癒してくれたり、また旅人を護ってくれたりするそうです。

 

ある時、疲れが溜まりに溜まっていたのか、首に痛い発疹ができてしまいました。

疲れている上に、体のトラブルでさらにメンタルがペショペショになってしまい、なんかもう気持ちが底辺で死体のポーズしたまま起き上がれません。

 

そういう、自分の力ではどうにもならないと感じた時は、天使に助けを求めてみましょうとバーチューさんの本に書いてありました。

 

私はラファエルに不安を委ね、助けを求めてみました。

 

こう書いてみると「え、それってどうやるの?」と思われそうですが、あれと同じです。下痢。

 

下痢の苦しみって、「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ってなりませんか?

 

もしくは、「もうしませんもうしませんもうしません」

 

あれって、別に誰に言うともなく思ってしまうことで。

神様ー!くらいは思ったりするのかな。それを天使に置き換えるだけです。

苦しみを持って行ってくれる存在がいたら、そんなにありがたいことはない。

そしてどうやら、信じることによって彼らは存在を現し始めるようです。

 

その時、私は不安でいっぱいだったので、皮膚科に向かう道中、心の中で祈り続けていました。

 

検査で痛いことされませんように

怖い病気じゃありませんように

空いていますように

 

そして皮膚科に到着。

 

いつもは満車で停められないこともある駐車場に、1台も車がありません。

あれ?休診日?と思い入口を見ると、ちゃんとやっています。

ゆっくりドアを開けると、待合室は誰もいません。

いつも混み合っている皮膚科が、です。

頭の中が?マークでいっぱいになりました。

 

受付で名前を書いてソファーに座り、持っていた本を読み始めてすぐ、診察室から名前を呼ばれました。

早い。さすが誰もいないだけはある。

 本をバッグにしまい、立ち上がった時。

 

ガチャっと入口のドアが開いて、どどどー!っと10人くらい入って来たのです!

 

もちろん団体ではなく、それぞれひとりで来ている患者さんです。

満員電車から吐き出されるサラリーマンの如く、突如湧いてきたようなおじさんやおばさん。

今まで入口でストップボタンを押されていたかのようでした。

それからは次々と人がやって来て、小さな待合室はあっという間に満員に。

 

スムーズに優しい先生の診察を受け、症状もたいしたことはなく、安心した気持ちで皮膚科を後にしました。

 

ラファエルに心の中で「ありがとうございました」と伝えたのは言うまでもありません。

 

信じるか信じないかは人それぞれだけど...

 

信じる者は救われちゃうかも。

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photo by twinkleサチコ 朝日の中の天使ちゃんです。