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謎はいつもそこに

子供の頃から自然に生活の中にまざっていた不自然なものたちのお話。

みっつのお面(怖さ★★★

幼少期の不思議体験はまだまだたくさんあるのですが、たまには結婚してからのことも書いてみようと思います。

 

夫側の親戚の訃報を受けた時、義両親は海外旅行へ行ってる最中でした。

嫁の私にはよくわかりませんが、その亡くなられた方と義両親はいろいろあったようなので、不在で良かったような気もしました。

夫と私でお線香をあげに行き、葬儀の段取りなども確認します。

いろいろと不備がないようにチェックして、その日は早めに寝ました。

 

夜中、寝苦しいと思っていたら、金縛りになってしまいました。

今日の金縛りはなんだか質が違う。すごく、怖いのです。

息苦しい中で目だけ開けると、上からゆっくり、みっつのお面が降りてきます。

般若のような顔、能面のような顔、おかめのような顔。

そこには禍々しいエネルギーが渦巻いていて、決して低級ではない恐ろしさを感じたのです。

 

朝起きるとなんだかすごく疲れていましたが、お通夜の準備を手伝ったり動きまわり、次の日の告別式も滞りなく進みました。

義両親にとっては問題のある親戚でも、家族にとっては優しいおじいちゃんです。たくさん生前の写真が飾られ、愛されているなあと感じました。

 

亡くなられたその方はお祭りが大好きだったようで、

「おじいちゃんが天国でもお祭りを楽しめますように」

と、孫の女の子が棺にお面を入れました。顔の両脇に、般若とおかめが並びます。

これは、あの光景と全く同じだ!

 

以前、 義母が能力者の方に親戚のことを相談した時「その方はいろいろまずいことをしている。ご先祖様たちが怒っている」と言われたらしいのですが、般若とおかめに挟まれたその姿が、私にはどうしても「裁かれる者」に見えて仕方ないのです。

しかも、その引導を渡すのがかわいい孫娘という...。

 

彼は、どこへ連れて行かれてしまうのでしょうか?

あの世には、そんな場所があるのでしょうか?

 

すべては私の思い過ごしかもしれません。